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TS-790 パワーが出ない (2022/3/3 0:03:51)
TS-790 144MHzのパワーが出ないとのことでお預かりしました。
オーナー様が手を入れたところパワーモジュールから発火し、黒いダイオードから煙が上がったとのことです。
パワーモジュールのピン足に盛ったハンダが部品に接触していました。
電源を入れるのは危険ですね。
まずは取り外しです。
煙の上がったダイオードです。
PINダイオードですが焼けています。
PINダイオードを取り外すと塗装がはがれてガラス管が見える状態です。
半導体テスターではダイオードとは認識されませんでした。
ほぼショートでNGです。
手持ちのあったPINダイオードに交換です。
交換用PINダイオードのテスト結果です。
PINダイオードを交換しました。
パワーが出なくなって、オーナー様によれば発火したというモジュールです。
手直しがされています。
パワーモジュールのハンダ付けは並のハンダごてでは無理であり、熱はセラミック板を通して放熱板に逃げてしまうのでグサグサになってしまいます。 フライパンでやります。
ご苦労された跡があります。
矢印の場所は部品損傷です。
ハンダを取りましたが、部品が損傷した場所にあったのはコンデンサーです。
パワーモジュールの回路図にはコンデンサーの定数記載がありません。
M67727の資料でも定数は不明です。
仕方がないので高耐圧のセラミックコンデンサー0,1uFを付けました。
結合コンデンサーとしてとりあえずやってみましょう。
電源を入れる前にテスターで確認、異状な導通が無ければ電源ONです。
微弱な電波が出ているかRFプローブで確認です。
RFプローブにてテスターが振れました。
パワーモジュールを押せるだけの出力を確認しました。
パワーモジュールを取り付けました。
どうか無事に生きててくださいね。
出力 50Wでました。
無事で良かったです。 モジュールの入手は絶望的ですから。
スピーカー止めネジが不揃いでしたので交換しました。
周波数。
433Mhz 出力も50Wです。
スプリアス良好です。
145Mhz モジュール正常に動作しています。
433Mhz 良好です。
受信感度調整。
145Mhz低下ぎみにより調整しました。
ー110dBm (SINAD) 聞こえなくはないレベルです。
433Mhz
ー121,2dBm (SINAD)
使ってみてください。
オーナー様が手を入れたところパワーモジュールから発火し、黒いダイオードから煙が上がったとのことです。
パワーモジュールのピン足に盛ったハンダが部品に接触していました。
電源を入れるのは危険ですね。
まずは取り外しです。
煙の上がったダイオードです。
PINダイオードですが焼けています。
PINダイオードを取り外すと塗装がはがれてガラス管が見える状態です。
半導体テスターではダイオードとは認識されませんでした。
ほぼショートでNGです。
手持ちのあったPINダイオードに交換です。
交換用PINダイオードのテスト結果です。
PINダイオードを交換しました。
パワーが出なくなって、オーナー様によれば発火したというモジュールです。
手直しがされています。
パワーモジュールのハンダ付けは並のハンダごてでは無理であり、熱はセラミック板を通して放熱板に逃げてしまうのでグサグサになってしまいます。 フライパンでやります。
ご苦労された跡があります。
矢印の場所は部品損傷です。
ハンダを取りましたが、部品が損傷した場所にあったのはコンデンサーです。
パワーモジュールの回路図にはコンデンサーの定数記載がありません。
M67727の資料でも定数は不明です。
仕方がないので高耐圧のセラミックコンデンサー0,1uFを付けました。
結合コンデンサーとしてとりあえずやってみましょう。
電源を入れる前にテスターで確認、異状な導通が無ければ電源ONです。
微弱な電波が出ているかRFプローブで確認です。
RFプローブにてテスターが振れました。
パワーモジュールを押せるだけの出力を確認しました。
パワーモジュールを取り付けました。
どうか無事に生きててくださいね。
出力 50Wでました。
無事で良かったです。 モジュールの入手は絶望的ですから。
スピーカー止めネジが不揃いでしたので交換しました。
周波数。
433Mhz 出力も50Wです。
スプリアス良好です。
145Mhz モジュール正常に動作しています。
433Mhz 良好です。
受信感度調整。
145Mhz低下ぎみにより調整しました。
ー110dBm (SINAD) 聞こえなくはないレベルです。
433Mhz
ー121,2dBm (SINAD)
使ってみてください。
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