ホーム >> 無線ブログ集 >> 抗菌加工された無線機が注目され売れているようです

無線ブログ集

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link フリラjp フリラjp (2024/5/14 23:35:22)

feed 抗菌加工された無線機が注目され売れているようです (2022/3/3 13:34:20)

最近の時代背景に影響されてか、無線機でも「抗菌」という言葉が、無線機選びのキーワードの一つになってきました。
しかもユーザーからは歓迎され、抗菌処理をされた無線機が売れているというのです。アマチュア無線のハンディー機はもちろんのこと、デジタル簡易無線やIP無線機などの「業務用」と呼ばれる無線機にも抗菌加工がされるようになってきています。
すでにアイコムとKENWOODからは抗菌処理をされた各種の無線機が発売されていますが、他のメーカーや、すでに発売されている抗菌加工が導入されていない製品に対して抗菌処理が行われる可能性も今後はあります。
カタログなどで見ることができる「予告なく変更することがある」というヤツです。
今後の各メーカーの動きが気になりますね。

抗菌仕様の無線機

現在、抗菌加工された無線機はアイコムとKENWOODの2社から発売されています。
アイコムのID-52のようなアマチュア無線機への対応は少ないケースですが、特定小電力機やデジタル簡易無線機への導入が進んでいるようです。
特定小電力機やデジタル簡易無線機は、業務の現場でも使用されることが多いため、無線機が共有されることも考えられます。
今の時代、誰かと無線機を共有するって正直言って不安ですよね?
今後は無線機の機能として、機械的な性能や価格面といった、従来の価値観に基づく機能だけではなく、目には見えない「安心」という新機能が提供される時代になってきました。
以下にアイコムとKENWOODの製品ラインナップを紹介します。

アイコム

IC-DPR6  デジタル簡易無線登録局
Withcall Biz  IP無線機(IP300H)
ID-52  144/430MHz アマチュア無線機
IC-DPR4  デジタル簡易無線登録局・上空チャンネル対応
IC-DPR7S  デジタル簡易無線登録局
IC-DPR7SBT  デジタル簡易無線登録局
IC-DRC1MKⅡ  デジタル小電力コミュニティ無線
IC-4310  特定小電力無線機
IC-4310L  特定小電力無線機
IC-4188D  特定小電力無線機
IC-4350  特定小電力無線機
IC-4350L  特定小電力無線機
IP110H  無線LANトランシーバー
IC-DU75  デジタル簡易無線免許局
IC-D70  デジタル簡易無線登録局
IC-D70BT  デジタル簡易無線登録局
IC-DV75  デジタル簡易無線免許局
IC-D60  デジタル簡易無線登録局
IC-DU65B  デジタル簡易無線免許局
IC-UH65MFT  一般業務用携帯無線機


▲IC-DPR7S/IC-DPR7SBT(デジタル簡易無線登録局)


▲Withcall Biz(IP無線機)


▲ID-52(D-STAR対応144/430MHzアマチュア無線機)


▲IC-4188D(特定小電力無線)

KENWOOD

UBZ-LS20  特定小電力無線機
UBZ-LS27R  特定小電力無線機
UBZ-M31E  特定小電力無線機
UBZ-M51LE/SE  特定小電力無線機
TPZ-D563BT  デジタル簡易無線登録局
TPZ-D563  デジタル簡易無線登録局
TCP-D561BT  デジタル簡易無線登録局
TCP-D561  デジタル簡易無線登録局
TCP-D261BT  デジタル簡易無線免許局
TCP-D261  デジタル簡易無線免許局


▲UBZ-LS20(ブラックタイプ)特定小電力


▲TPZ-D563BT/TPZ-D563(デジタル簡易無線登録局)


▲TCP-D261BT/TCP-D261(デジタル簡易無線免許局)


▲KHS-55BT(オプションのBluetoothイヤホン)にも抗菌処理がされている。末尾に「BT」が付いている上記のKENWOODの無線機で使用できる。

そもそも抗菌とは?

そもそも「抗菌」とは一体どのようなことなんでしょうか?
「菌を殺したり、減少させるのではなく、表面における細菌の増殖を抑制すること」 とされていました。
下記の動画をご覧いただくとわかりやすいと思います。

抗菌とは -SIAA-

また、抗菌処理され製品は「抗菌加工製品」と呼ばれており、以下のように定義がされています。
抗菌加工製品
表面の細菌を増殖させないないように加工されている製品を抗菌加工製品と言います。
JIS(日本工業規格)では、加工されていない製品の表面と比較し、細菌の増殖割合が1/100以下(抗菌活性値2以上)である場合、その製品に抗菌効果があると規定しています。

今回ご紹介した無線機の抗菌処理については、大阪にあるニチリンケミカル株式会社のセルフィール ® 技術が使用されています。

ニチリンケミカル株式会社は、空気触媒セルフィール等の製造元として、人と社会に貢献できる事業活動に取り組んでいます。
nichirin-chemical.co.jp

無線機選びで迷ったら抗菌仕様で選んでみる

アマチュア無線機や業務用無線など、趣味や仕事で使用する無線機は、多くのメーカーから発売されており、どの機種も機能やデザインなど工夫をこらした物ばかりです。
そんな多種多彩な無線機の中から、なにを選べばいいのか?、と考えたときに「抗菌」という言葉が、無線機選びのキーワードになる時代が来たと感じています。
抗菌という目には見えない機能も、無線機選びの選択肢に加えてみませんか?

抗菌処理された製品は、上記のSIAAのロゴマーク(四角)やセルフィール加工済みを表現している丸マークが表示されているので、webやカタログなどで確認できるようになっています。
抗菌処理されていない製品との見分け方は一目瞭然ですね。

なお、すでに発売されている製品であっても、仕様変更で抗菌処理をされている無線機もすでに発売されていますので、上記のロゴマークなどが表示されてなくても、抗菌処理されている無線機が存在しているようです。
SIAAのロゴマークは、抗菌加工品製造メーカーが自己責任において掲げています。
SIAAのロゴがなくても抗菌加工されている製品もあります。
抗菌処理の有無については、メーカーのwebやカタログなどで確認してください。
在庫状況や納期など詳しくは販売店にお問い合わせください。

The post 抗菌加工された無線機が注目され売れているようです first appeared on フリラjp .

execution time : 0.022 sec
サイト内検索

メインメニュー

ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失


オンライン状況
8 人のユーザが現在オンラインです。 (4 人のユーザが 無線ブログ集 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 8

もっと...