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WWRアンテナのスゴイ点と気を付ける点 (2022/3/12 22:44:21)
JS1WWR局が考案されたWWRアンテナが大流行です。カーボン製の釣り竿に直接給電するものですね。
現在、私が移動運用で使用しているメインのアンテナは、2年近く前にアマチュア無線を真面目に復活させるにあたり、JS1WWR局から譲り受けた「RHM7350改にしたまスペシャル(私が勝手に命名)」です。正直、車載からHF運用する上でこれに勝るアンテナは未だ巡り会えていません。
ただ、最近は車載以外での運用も増えて来ました。どうしたものかと思っていたところに出てきたのがWWRアンテナでした。本日、フィールドで試してきましたので少し感想を残しておきます。
・カーボン製釣り竿は、WWRさんもAmazonでコメントを載せているオルルドの9m
・SOTAの皆さんがやられているダイソーの150円ツエを地中に埋め込んで自立
・IC-705の10W送信にATU(AH705)を利用
・コイルは使わず、AH705から竿の根本部分にホースバンドで給電
何がスゴイって、やはり9mとは思えない取り回しの良さでしょうか。実は、グラスファイバー製の15m釣り竿も持ってます。でも、2度ほど使っただけで、使いづらくてその後は使う気にはなれません・・・。重くて自立させるのが大変なのです。その点、カーボンの9mは400gちょっとと軽いので、ペグのように地中に打ち込んだツエだけで安定して自立させられました。ATUでSWRも落とせました(と思います)。普段の車載の50Wに比べると少し国内の40m
FT8でも苦労はしましたが、20mや17mではオーストラリアや南米まで飛んでいたようなので、十分かと思います。
さて、気を付ける点は竿を伸ばす時と収納する時でしょうか。あとから落ち着いて考えると当然なのですが、伸ばす時は先端から、収納する時は根本から行う必要があります。これを間違えると大変です。私は先端部分を先に下に落としてしまったようで、そのあとから収納した竿で先端の竿を折ってしまいました。また、竿の継ぎ目部分は割れやすいのでしょうか、収納時に大きなとげが指に刺さり大流血してしまいました。軍手等を使用した方が安全かもしれません。
今回のセッティングで飛ばせることは確認できましたので、暖かくなったら山の上からWWRアンテナを使ってみようと思っています。車載からはこれまで通り、RHM7350改にしたまスペシャル利用です(笑)。