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TS820 DDS-VFOその19 (2022/3/16 0:05:49)
この間注文していたロータリーエンコーダ2個が着弾しました。
手持ちで、E6B2-CWZ6C
のロータリーエンコーダは 1000P/R, 2000P/R の2つしかなかったので新たに1000P/R
と500P/RのロータリーエンコーダをAliExpressにてオーダーしておいたものです。3月8日注文で3月15日到着なので1週間で届きました。1ヶ月はかかるかと思っていましたので、今の時期ではとても早い方ではないかと思います。
Φ6の連結ジョイントも付属しています。ただし重量感がなくプラスチックを使った
ケースのようで、とても軽いです。2000P/Rのものはそれに比べるとやや重量感が
あります。
500
P/R 5 to 24V DC
1000 P/R 5to12V DC
早速ブレッドボードのTS820 DDS-VFOのロータリーエンコーダと入れ替えての
動作を確認です。接続は前のものも中華製でP/R以外は全く同じ仕様です。
全く同じ配線で使用出来ます。
型番での仕様一覧表がありました。
E6B2-CWZ6Cは 出力形式がNPNオープンコレクタ出力です。
実際にいまブレッドボードで繫いであるのは 2000P/R です。そのまま交換してみると
全く使いづらいので、500P/R, 1000P/Rに取り替えた時の操作しやすい設定値をスケッチを変えて確認してみました。freq_step
を変えてのテストです。デジタルサブダイヤルの早回しとスローでの微調整時の動作が同じようになるような設定値です。
対象となるスケッチは下記部になります。確認後// でコメント化しておきました。
//#define freq_step 10 // step[Hz]
#define freq_step 1.0 // step[Hz] 2000P/R
//#define freq_step 3.0 // step[Hz] 500P/R
//#define freq_step 1.5 // step[Hz] 1000P/R
上記のfreq_step の設定は、デジタルサブダイヤルの早送り時と微調整の両方がバランス良く動作する値に設定するのですが、感覚的なものですのでひとによっては他の設定値の方が良いかもしれません。
#define freq_step 1.0 // step[Hz] 2000P/R
//#define freq_step 3.0 // step[Hz] 500P/R
//#define freq_step 1.5 // step[Hz] 1000P/R
上記のfreq_step の設定は、デジタルサブダイヤルの早送り時と微調整の両方がバランス良く動作する値に設定するのですが、感覚的なものですのでひとによっては他の設定値の方が良いかもしれません。
とここまで、すんなり順調に確認できた様に話が進んでいますが、最初に交換しただけでは、ロータリーエンコーダを回しても、周波数の変化もなくて、まがい物を掴まされたかもなどど、勝手な思いを巡らせてました。なぜ交換しただけでは動作しなかったかと言うと、今までのロータリーエンコーダーがたまたま上手く動作していたからなのです。何かと言うと、電源の仕様です。1000P/R用の仕様の電源電圧は5Vから+24Vが動作範囲の電源電圧です。が、実際はESP32DevKitCの+3.3Vにて動作させていました。このため2000P/Rのロータリーエンコーダーはたまたま動いてくれていた事になります。ところが、500P/R
と1000P/Rは+3.3Vでは動いてくれない仕様通りのロータリーエンコーダーであるということなのです。電源電圧を+5.0Vにつないで、2つとも問題なく周波数を変えることが出来ました。
つづく?
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