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<音信不通のあの局のコールサインが見つかるかも!?>参加局&連続参加局が増加! 昨年より411局多い8,592局、「2022(第75回)QSOパーティ ログ提出局一覧」発表 (2022/3/22 11:30:55)
昨年から開催期間が6日間に延長した「2022(第75回)QSOパーティ」のログ提出局一覧がJARL Webで2022年3月22日(火)に発表された。1月2日午前9時から1月7日21時までの6日間、多くのアマチュア無線家が交信(受信)を楽しみながら20局のハムと新年の挨拶を交わして参加ステッカーをもらう毎年恒例のイベントだ。コロナ禍の影響で“お家時間”が増えたことや、6日間連続して参加したJARL会員には、抽選でハンディ機3台などの記念品が当たる「お年玉特別企画」を行っこともあり、2年連続で参加局数の増加傾向が見られ、昨年より411局多い8,592局のログ提出があった。なお、6日間連続参加した局は、ログ提出局全体の4割ほどだったと高尾JARL会長が「Radio JARL.com」の番組内で話していた。
今年開催した「2022(第75回)QSOパーティ」の 「アマチュア局(交信)部門」と「SWL(受信)部門」におけるログ提出局は、海外から参加の2局を含めて総数8,592局。そのコールサインなどがJARLから発表された。
日ごろはアクティビティーの低いハムも、正月だけは積極的にお空に登場し、1年の始まりに挨拶を交すケースがたくさん見られる「QSOパーティ」。JARL(一般社団法人 日本アマチュア無線連盟)が主催するコンテストの中でも、とくに参加局数がずば抜けて多い人気のイベントだ。
ちなみに「2021(第74回)QSOパーティ」のログ提出局数は8,181局、「2020(第73回)QSOパーティ」のログ提出局数は7,447局、「2019(第72回)QSOパーティ」のログ提出局数は7,346局、「2018(第71回)QSOパーティ」のログ提出局数は7,432局、「2017(第70回)QSOパーティ」のログ提出局数は7,471局、「2016(第69回)QSOパーティ」のログ提出局数は7,609局、「2015(第68回)QSOパーティ」のログ提出局数は7,521局、「2014(第67回)QSOパーティ」のログ提出局数は7,701局だった。
●2022(第75回)QSOパーティ ログ提出局数
・アマチュア局部門:
1エリア(関東管内)3,078局(2,955局)
2エリア(東海管内)1,064局(979局)
3エリア(近畿管内)1,123局(1,044局)
4エリア(中国管内)480局(464局)
5エリア(四国管内)238局(248局)
6エリア(九州管内)588局(558局)
7エリア(東北管内)647局(613局)
8エリア(北海道管内)471局(464局)
9エリア(北陸管内)185局(172局)
0エリア(信越管内)453局(420局)
DX(海外)2局(1局)
・SWL部門:263局(263局)
合計:8,592局(8,181局)
※カッコ内の数字は昨年の「2021(第74回)QSOパーティ」提出局数
昔アクティブだったけど最近すっかり聞かなくなった局、お世話になった&よく遊んだローカル局など、懐かしいコールサインを見つけることができるかもしれない(「コールサインの再割り当てで、実は別人」という可能性もあるが…)。音信不通だったあの局のコールサインが、発表されたリストで見つかるかもしれない。ぜひこの機会にチェックしてみてはいかがだろうか。
QSOパーティに参加してログ提出をしたハムは、まずは自局のコールサインを確認してみよう。
JARLから発表された「2022(第75回)QSOパーティ ログ提出局一覧」。左上は20局以上のハムと新年の挨拶を交わし(受信)ログを提出するともらえる参加ステッカーだ。さらに昨年から始まった6日間連続して参加したJARL会員に、抽選でハンディ機が3台などの記念品が当たる「お年玉特別企画」を実施。ログ提出局全体の4割ほどだったとしている(JARL Webから)