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feed アルインコから業務用のアンテナ外部常設特小機DR-PM300SEが発表! (2022/3/22 19:09:20)

特小ファンであれば、この日を待ち焦がれたことでしょう。
特小でありながらも、屋外へのアンテナの設置を可能とした特小の技適機が、とうとうアルインコから発表されました。
DR-PM300SEは2・3・4者間通話モードを搭載していることからも、本格的な仕事などで使うことを想定した「業務機」となっていることが分かります。
もちろん趣味の交信で使用する方でも使用はできますが、主なユーザーは工事現場や会社、イベント会場など、ビジネスユーザーをメインにしているようです。
ちなみにですが、DR-PM300SEの出荷時の初期設定は「3者間同時通話モード」と言うことからも、業務ユーザーを強く意識している製品となっています。
型番はDR-PM300SE、販売価格はオープンプライスなので、発売時期など気になった方は販売店などにお問い合わせください。

ガチな業務仕様のフルスペック特小機DR-PM300SE

<特徴>

●特小無線の全47ch、2・3・4者間同時通話と交互・中継・連結中継の、弊社製特小トランシーバーが対応する全通話モードを採用。
●アンテナを含む無線部、操作部、マイク、DCケーブル、モービルブラケットのオールインワンパッケージ。  
●騒音下でマイクに入るバックノイズを低減する最新のノイズキャンセル機能を実装。
●電源はDC12Vと24Vの自動対応で、大型車両にも直接設置可能。
●本体と操作部は5mまたは10m(別売)、操作部のパネルも5m(別売)の分離設置が可能。別売EDS-34とLANケーブルを使えば操作パネルを100mまで分離できるので、どのような設置場所・用途にも柔軟に対応。
●付属スタンドマイクとアンテナ付きの無線部はいずれもマグネット基台を採用して、特殊工具無しで設置が容易。
●アンテナ、無線部と接続ケーブルはIP65/66/67耐塵、耐噴流・耐浸仕様で屋外常設が可能。(操作部とマイクは防水ではありません。)
●内蔵ノイズキャンセル機能が有効になる別売ワイヤレスマイクはスピーカーとイヤホンの両タイプが使用可能。(スピーカーマイクEMS-87Bは交互通話専用です。同時通話時はハウリングが起きるので、お使いになれません。)
●VOX、コールバック(自声モニター)、コンパンダ―、デュアルオペレーションなど特小定番機能はもれなく装備、液晶表示は10色から選択可能。


▲DR-PM300SEの操作部。操作部はフロントパネルがさらに分離できるような構造になっている。オプションのEDS-34とLANケーブルを使用すれば、操作部のメインユニットとフロントパネルは最大100mまで分離可能だ。


▲DR-PM300SEの製品構成。操作部と無線部、そして連結ケーブル(5m)とスタンドマイクがセットになっている。


▲これが「無線部」の画像。マグネット基台のような台座が付属しているのがわかる。


▲操作部と無線部の連結を行う長さ5mの付属ケーブル、オプションで長さ10mのものも用意されている。操作部との接続はD-Sub9ピンコネクターを採用しているようだ。


▲DR-PM300SEに付属しているスタンドマイクの操作部。DR-PM300SEを事務所などに設置することを想定して付属品としているのだろう。マイク部はフレキシブルタイプ、PTTをロックしたまま音声をミュートできるスイッチが見える。マイクゲインも7段階調整できる。

<仕様>
・送受信周波数:421/422/440MHz帯特定小電力無線(47ch)
・電波形式 :F3E(FM)、F1D(FSK)・通信方式: 単信、半複信、複信
・送信出力:10mW、1mW
・受信感度: -14dBu(12dB SINAD)
・音声出力: 2W以上(本体スピーカ)/ 800mW以上(外部出力)
・定格電圧: DC13.8V/26.4V ±10%
・消費電流: 送信時:350mA以下/ 受信定格出力時:600mA以下 / 受信待ち受け時:300mA以下
・動作温度範囲:-10℃~+50℃
・寸法(突起物除く/約):無線機部 59.8×411.0×34.0mm / 操作部 140.0×40.0×178.0mm
マイク部 全高:約533mm / スタンド表面からマイク先端まで約495mm(風防除く)
・質量 (約):2,600g(FM0078A モービルブラケット・UA0038Y DCケーブル除く)
・外郭保護等級:無線部(連結ケーブル接続時のみ)IP65/66/67耐塵・耐水・耐浸
        操作部・EMS-924マイクは防塵・防水ではありません。

外部アンテナではなく無線部と言う概念

今回発表されたDR-PM300SEですが、アンテナと無線機本体がケーブルでつながって、アンテナが外部アンテナのように見受けられますが、実は「無線部」という名称の無線機の部分からアンテナが出ているという構造です。
操作部と無線部が分かれているというのが、特小機としてのDR-PM300SEの最大の特長というわけです。

アンテナが外部に取り出せるようにはなっていないので、技適も取得しており合法的に、操作部と無線部が分離でき、屋外にアンテナ(無線部)を設置することが可能となりました。

DR-PM300SEを購入すると操作部と無線部を連結する5mのケーブル(EDS-40S05)が付属していますが、オプションで10mの連結ケーブル(EDS-40S10)が用意されていますので、事務所や店舗などへDR-PM300SEを設置する場合も無線機の設置場所の自由度も高くなっています。
もちろん付属品の連結ケーブルがあれば、自家用車はクレーンなどの重機への設置も可能となっています。

 

【別売オプション】
1: EDS-40S10 付属連結ケーブルの10m仕様
オープン価格

2: EDS-9 セパレートキット
¥3,300 (¥3,000) 操作パネルの5mセパレート用(パネル用ブラケット付属)

3: EDS-34 セパレートカプラー  
¥38,500 (¥35,000)  操作パネルの100m分離設置用カプラー

4: EMS-61 モービル(ハンド)マイクロホン
¥4,400 (¥4,000)  ダイナミックマイク / 8ピンメタルコネクター

5: EME-80BMA ワイヤレスイヤホンマイク
¥14,080 (¥12,800) Bluetooth対応 耳かけ型イヤホン付属

6: EMS-87B IP67防水ワイヤレススピーカーマイク  
¥15,180 (¥13,800) Bluetooth対応 大音量3Wの音声出力

7: DM-305MV 基地局用安定化電源器
¥19,800 (¥18,000) AC100VをDC13.8Vに変換・最大出力電流5A


▲2・3・4者間の同時通話に対応した子機のDJ-PHM20は、ヘルメットに装着する専用モデルだ。


▲DJ-P300は、DR-PM300SEの2-3者間同時通話と交互通話に対応している。

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