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link ZCR/bLOG ZCR/bLOG (2024/11/25 5:35:45)

feed スレスレSATふたたび (2022/3/5 22:00:17)

最近の 衛星RS-44は 真っ昼間にヨーロッパ方面が開ける軌道が続いている。

てことで、最大仰角が0.1度とかにもかかわらず海岸に移動してみた。

向こう ( ヨーロッパ ) は真夜中~未明なので 起きてる局は少ないと思われ、交信できる確率は高いとはいえないのだが、まぁやってみよう・・と。

ところが、当方の準備 *1 が悪く ビームアンテナを準備する時間が無い。しかたなく モービル・ホイップでのQRVとなった。


能代港4万トン岸壁付近 PN90XF 向こうに見えるは白神山地


移動地は 能代港4万トン岸壁付近 PN90XF。シャックからヨーロッパ方向には某ビル群が鎮座してるため 仰角5度未満を狙うには移動せざるをえない。

Rigは IC-910。アンテナは 145MHzが 1m弱の短いやつ。435MHzが 1.5m程度の長いやつ。

145.950MHz付近を聴きながらAOSを待っていたが、AOS前のマイナス仰角の状態で既にSSBが入感してきた。しかし、まさかの入感だったのでゼロインできず コールサイン取り逃す。

ループを取ろうと送信するが、自分の信号はまったく受信できない。さらにあせってしまう。

けっきょく送信はあきらめて受信に注力し、CWで RN3GJ *2 と UN9FWW *3 を確認したにとどまった。



翌 2月20日、性懲りもなく 同じ場所へ移動するが、風速10mはあろうかという強風のため ビームアンテナは断念。再びホイップアンテナを使うことに。今回は 145MHzで長い方を、435MHzで短い方とした。

しかし AOS直後に ループは取れたものの、その後は自分のループを見失ってしまう。

SSBで RK9ANを確認。呼んでみるが、自分の信号は確認できない。相手の反応もない。これではダメだ。

CWでならカスカスレベルでループが判る場合があり、とりあえずCQ出したら JH0RNNが呼んでくれた。このとき、当方は 自分の信号がまったく受信できていなかったが、なんとかQSO成立・・した と思う。(^^;)


てことで、ホイップでのスレスレSAT DXは 失敗に終わった。

普通の それなりに仰角のあるパスなら ホイップでも十分交信は可能なのだが、スレスレQSOは やはりホイップでは チカラ不足なのかもしれない。



2022.2.26 追記 :

男鹿市 五里合海水浴場駐車場 PM99WX 左にうっすらと男鹿半島


お昼前から雨模様だったが、男鹿市 五里合 ( いりあい ) PM99WXに移動。

アンテナ設置時は 雨風はなかったものの、急に風が強くなり マストは 3m程度しかあげられなかった。

この低いアンテナのせいなのか はたまた低気圧のせいなのか RS-44のマイナス仰角ではループ取れず、普通のAOSとなってしまった。


可能性としては 中東やEUも有り得たパス *4 だったが、けっきょく おなじみ局に PM99をサービスしたにとどまった。もう数時間後じゃないと・・ みんなまだ寝てるのだろう・・ (^^;)

 WKD: CW E21EJC UA0SUN UN9FWW JH8FIH



2022.3.5 追記 :

ウクライナ危機に呆然としていたら・・
やぁ Tadaさん、PM99の件、明日QRVするとかっていうプランはどう? ・・なんてU.A.E.方面でつぶやくやつがいる。

衛星RS-44のオービットをチェックすると、LOS間際には ヨーロッパ方面も期待できそうなパスである。

で、雨の中 ふたたび PM99WX 男鹿市 五里合海岸へ ROVEしてみた。悪天候のため 写真は無し。と いっても、2月26日のと ほぼ同じだ。

飛んでるチェック・・ まず 11時半頃の CAS-4BにQRVし、移動局 3局を呼んで CW QSO。

次のFM衛星 AO-91もかなりスレスレ。実は当初 TONEが PO-101用になっていて、上がらず。修正後 BG7XWFを呼んで コールを取ってもらったが、LOSで RPTを送ることができなかった。

次が 本命の RS-44。前のふたつの衛星もAOS前 マイナス仰角からダウンリンクが受信できたが、この衛星も同じで 自分のループがAOS前から聞こえた。

AOS時刻から 1分後、A65BRの CW信号を確認。ちょっと弱かったが、わりとすんなり 交信できた。 *5

 WKD: CW A65BR E21EJC

この後は ビームを少し北に寄せて CQ連発・・ しかし、天候が悪化して ちょっとした嵐になってしまい、アンテナが風に振られて あらぬ方向に・・ これが何度もあったため けっきょく 空振りで終わってしまった。 *6

なお、LOS時刻後 -0.6度までループは聞こえていた。

今回は IC-910の サテライト・モードを 初めて使ってみた。(^^;)
ウチの IC-910は 移動用。衛星通信では 移動局は ほぼ呼ばれる側なので、サテライト・モードにするメリットが あまりなかったのである。しかし 衛星通信で S&Pするには、やはりサテライト・モード 有用なのであった。


*1 昼飯の支度の手際

*2 未交信局。モスクワの南 400km弱。

*3 カザフスタンのクラブ局。衛星には よく出てくる。交信済。

*4 MEL は 1.7度。

*5 向こうは 朝の07時22分。MEL 1.6度くらい。

*6 もちろん EU方面は 早朝も早朝なので、聞いてる局が いない可能性も大だ。

Tada/JA7KPI : 2022年02月19日(土)

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