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<パドル製作と販売再開を報告>ウクライナのパドル職人・Yury氏(UR5CDX)、自身のネットショップで金銭的な援助を呼び掛け (2022/3/28 12:15:40)
ウクライナでパドル職人として知られるYury N. Shevchenko氏(UR5CDX)が、自身が製作したパドルなどを販売しているネットショップで、パドル製作の再開と可能な限り販売を行っていくとのメッセージを発信。あわせて「私たちのチームのために金銭的な援助があればとてもありがたいです。もし寄付をしていただけるのであれば、私までメールでご連絡ください」と呼び掛けている。ネットショップには数々のパドルが並ぶが、「Sold Out(完売)」と記載された商品も多く、厳しい状況がうかがえる。
ロシア軍の侵攻で戦火となっているウクライナ。今回、同国においてパドルを製作し販売しているYury N. Shevchenko氏(UR5CDX)が、自身のネットショップで発信したメッセージに関心が集まっている。
ネットショップに記載されている住所を見ると、ウクライナの首都キエフから南に約180kmの距離、ウクライナの中央部に位置する都市でパドル販売を続けているようだが、パドル製作と販売を再開とは言っても、商品の多くが「Sold Out(完売)」という状態で、戦時下の影響からか資材不足など厳しい状況がうかがえる。
Yury N. Shevchenko氏(UR5CDX)が自身のネットショップで発信したメッセージを機械翻訳で紹介しよう。
しばらくお休みしていたパドルの製造・販売を(可能な範囲で)再開することになりましたのでお知らせします。国営郵便局のUkrposhtaは海外に小包を配達していますが、配送に少し時間がかかるかもしれません。
このところ、私たちのチームのために金銭的な援助があれば、とてもありがたいです。もし、寄付をしていただけるのであれば、私までメールでご連絡ください。
感謝の気持ちを込めて
Yury UR5CDXとそのチーム
詳しくは記事下の「関連リンク」から確認してほしい。
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●関連リンク:
・ネットショップ UR5CDX
・UR5CDX(QRZ.com)