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TRIO TS-530S 調整その1 (2022/4/19 12:55:52)
各局様、おはようございます
JI2OEY ひろでございます
今日のネタはTS-530Sです。
オプションのアルミダイヤルのKB-1欲しさに落札したジャンク機でしたが、とりあえず送受信はできました。
KB-1はTS-830Sに移植しました
TS-530Sは、調整待ち状態で作業テーブルを占領していたので、とりあえず簡易調整してテーブルを空けることにしました。
まずは、受信の調整です。
いわゆるコイルパックの調整ですね。
ほんと気をつけないといけないのが感電です
かなり痛いです
RFユニットのANTコイル、MIXコイル
それぞれ1.8MHzから28MHzまで感度最大になるように各コイルを調整します。
次に受信IFコイルの調整です。
RFユニットのT2、IFユニットのL2、L5、L6、L7、L10を同じく感度最大になるように調整します。
サービスマニュアルでは、AF VTVMを使ってMax audio outputとなってますが、取扱説明書ではSメーターの振れが最大となってます。
上の写真
オプションのCWフィルターも入ってました。
ラッキーでした
次にSメーターの調整
IFユニットのVR1で振れ出しを調整し、VR2でS9(SGで-73dBmを入力)を調整します。
交信の中でよく聞くのが、このリグはSの振れが良いとか悪いとか
わたしの感触としても、たしかに機差はすごくありますね。
まぁ肝心なのはSメーターの指示値より感度限界ですね。
何dBmまでの信号が復調できるか、復調した信号がどれだけ明瞭に聞こえるか。
そういう意味では、HFの固定機は優秀な個体が多い気がします。
次は送信調整です。
同じようにコイルパック
RFユニットのDRIVEコイル
1.8MHzから28MHzまで
今度は、リアパネルのSGスイッチをOFF状態でDRIVEツマミを真ん中で、ALCメーターがMAXになるよう各コイルを調整
これがリアパネルのSGスイッチです。
それが終わったら次に送信IFコイルの調整です。
任意の周波数でTUNEモードでSENDしALCメーターがMAXになるようにRFユニットのT4を調整します。
と、ここまででお昼休憩が終わりそうなので、調整その1は終わり
その2は後日
調整中に撮った6146Bの光です。
DANGERの中で光っております(笑)
そして、作業台を空け渡したい理由がコレ
TS-940用にフィルターを買ったので、その取り付け作業をしたいんですよね〜
ではでは