ホーム >> 無線ブログ集 >> TM-643 送信・受信ができない

無線ブログ集

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link JHGのブログ JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)

feed TM-643 送信・受信ができない (2022/4/30 11:46:58)
TM-643 3バンドの無線機です。

全バンドで送信・受信ができず、音も出ません。

IMGP5591

追加のファンが取り付けてありますが動作していません。


IMGP5592

ファンの電源は、無線機のビニールコードの途中から取り出していました。


IMGP5593

コードの途中をむいてあります。


IMGP5594

ファンの電源コードを取り外しました。


IMGP5595

無線機のコードを切り詰めてコネクタを再取り付けしました。


IMGP5596

動作していないファンは取り外しました。


IMGP5597

パネルのバックライトはLED化されていました。


IMGP5598

バンドユニット、シールド板のネジです。

この1本が回せないようにミゾを埋めてあります。

IMGP5599

ネジの頭に食い付けば、ネジザウルスで外すことができます。


IMGP5601

難関が待っていました。

次のバンドユニット、ネジ4本が固く締めてあり、ネジ山がナメて外せません。
ものスゴく固いです。

ネジザウルスも食い付きませんでした。

IMGP5608

ドリルで穴を開けたところへ逆ネジをねじ込みます。

慎重に回してゆくと、パキッと外れます。

IMGP5609


IMGP5610

しかし、ネジの頭だけが千切れたものがありました。

製造時に電動ドライバーで締めたのでしょう。

IMGP5611

シールド板は外れましたが、


IMGP5602

ユニットが重なっているために、調整はどうやってするのでしょう??


IMGP5603

145Mhzユニットが付いている1段目だけでは起動すらしません。

電源は3つのユニットを貫通してブチ抜きになっています。 
どうすればいいのでしょう。。。

IMGP5613

ユニットを真ん中に1つだけ差し込んで、


IMGP5612

リセットをかけると、中央が145Mzhになりました。

これで145Mhzユニットの調整ができます。

リセットしたことで送信・受信が復活しました。

調整が済んだ145Mhzを元の1段目に移動させ、433MHzを2段目にして調整、50Mhzを3段目にしてゆけば全ての調整ができました。
サービスマニュアルには記載されていません。

IMGP5614

周波数調整。


IMGP5615


IMGP5620


IMGP5627

出力 145、433とも、

HI 50W

IMGP5617

MID 10W

LO 5W

です。 

IMGP5618

50Mhz

HI 50W

IMGP5624

MID 10W


IMGP5625

LO 4W弱


IMGP5626

スプリアス良好。

145Mhz

IMGP5616

同良好。

433Mhz

IMGP5621

同良好。

51Mhz

IMGP5628

受信感度。

145Mhz ー123,2dBm (SINAD)

IMGP5619

433Mhz ー123,1dBm (SINAD)


IMGP5623

51Mhz ー125,2dBm (SINAD)


IMGP5629

知恵の輪みたいな構造の無線機でした。


IMGP5630


execution time : 0.021 sec
サイト内検索

メインメニュー

ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失


オンライン状況
150 人のユーザが現在オンラインです。 (67 人のユーザが 無線ブログ集 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 150

もっと...