無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
高耐圧 マルチバンドによるコイル付きエレメント 24/18/10 の確認 (2022/4/10 20:28:38)
高耐圧のマルチバンドの給電部を使って、コイル付きエレメント 24/18/10MHzを使いたいという依頼がありました。
コイル付きのエレメントは作るのが少し邪魔くさい。
普通のコイルなら簡単ですが、トラップにしているので中にコンデンサを入れる必要があるんです。
高耐圧の仕様だし、コイル入りなので固定での使用だと思ってエレメントの取り付けを余裕を取った取り付けにしました。
当然ながら調整は高い周波数からという事で、24MHzの調整。
次は18MHz
次は10MHzの調整。
このようにただエレメントの長さを調整して周波数を合わせるのは以前からのアナライザーがやりやすいです。
慣れているというのもあるんですけどね。
リグエキスパートのAA-55 Zoom でも測ってみました。
10.125を中心周波数にして測りました。
次は18.118MHzを中心周波数として測りました。
共振周波数は18.168MHzでその時のSWR値は1.16になっています。
中心周波数では1.18でした。
24.95MHzを中心周波数として測ったところ
SWRの最小値は25.2MHzで1.26
中心周波数では1.39でした。
今までのアナライザーと若干違うSWR値です。
同じ状態で3個の周波数を同時に表示させるとこのような数値になりました。
単独で測ったのと違う・・・・
よくわからん。
左下にCALと出ているのはキャリブレーション済みという事。
測定前に同軸ケーブルをつないでキャリブレーションしています。
値は少しバラけましたが使えるという事はわかりました。