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feed <思うものを詰め込みました!>FMモードでCWを手軽に楽しむ、F2Aセミブレークインアダプタ「FDBM01」の製作・頒布に関心集まる (2022/5/4 12:25:33)

アマチュア無線や電子工作が大好きな仲間が集う「アマチュアキットクリエイターズ(AKC)」のメンバーの一人、川藤氏(JH4VAJ)が、F2Aセミブレークインアダプタ「FDBM01」を製作し頒布したところ、瞬く間に用意した数量の申し込みが殺到、在庫切れとなるほど関心を集めれいる。電波型式のF2Aモードとは、FMモードの搬送波(キャリア)に低周波トーンでトン・ツーの電信(CW)の信号を乗せて通信を行う方法で、V・UHF帯ハンディ機で電信が簡単に楽しめることでも知られている。簡単な方法は、マイクからトン・ツーの音を流せばOKだが、今回、川藤氏が製作した「FDBM01」は、電鍵を操作するだけで送受が切り替えることができ、相手のスケルチが開くまで頭切れをなくす送信トーンの遅延機構を装備。さらにマイク端子やスピーカーを内蔵、モニター用ライン出力…など、「F2Aでの運用で”不便だな””あったらいいな”と思うものをどんどん詰め込みました」という自信作だ。

 

 

川藤氏(JH4VAJ)が製作したF2Aセミブレークインアダプタ「FDBM01」

V・UHF帯ハンディ機で電信による交信が簡単に楽しめる

 

 

 

 川藤氏によると「構想から足掛け四年、ようやく頒布できるようになりました。F2Aの運用を効率化するセミブレークインアダプタです」とのことである。

 

 

 F2Aの運用で問題になるのは、以下のような点を挙げている。

 

・トーン発振器の前でマイクを握る(PTTを押す)のが面倒。

 

・トーンを信号としてマイク端子に入れる場合はサイドトーンをどうするか? 相変わらず、PTTスイッチの問題もある。

 

・仮にキーイングに合わせてPTTを電気的に操作すると受信側で頭切れを起こす可能性(スケルチが開くまでの時間)。

 

・マイク端子にトーン信号を入れるようにすると、マイクとの切替えが面倒。

 

・受信にヘッドフォン/イヤフォンを使おうと思うと、これまたサイドトーンをどうするかの問題。

 

 

 さらにV・UHF帯のハンディ機やモービル機で電信が手軽に楽しめる一方で「マイク経由だとほかの余計な音も拾う」「PTTを握るのが面倒(握り続けたまま電鍵を操作するのが大変)」「ヘッドフォン(イヤフォン)を使うと、自分の送信音(サイドトーン)が聞きづらい」などの問題点もあるとしている。

 

 その結果、「F2Aでの運用で“不便だな““あったらいいな”思うものをどんどん詰め込みました」と、誕生したのが、F2Aセミブレークインアダプタ「FDBM01」だ。

 

 

どんどん詰め込んだ結果、回路規模が大きってしまったそうだ

細かな調整ができるほか、さまざまな端子を用意

 

 

 F2Aセミブレークインアダプタ「FDBM01」の主な特徴は以下のとおり。

 

・電鍵操作だけで送受信を切り替えるセミブレークイン操作。

 

・頭切れ防止のため、送信トーンの遅延機構(0~1秒可変)。

 

・送信状態(PTTオン)ホールド時間も可変(0~1秒)。

 

・一部のハンディ機とはケーブル一本の簡単接続。

 

・八重洲無線のスピーカーとマイクの4極端子ならケーブル一本。

 

・アイコムの2.5/3.5端子用のアダプタも用意。

 

・その他のハンディ機やモービル機用の汎用端子あり(ケーブルは自作で)。

 

・スピーカー内蔵。

 

・無線機からの受信音と本装置のサイドトーンを出力。

 

・外部スピーカー、ヘッドフォンにも対応。

 

・マイク端子あり。

 

・電話送信の場合もいちいちつなぎ直すことなく、すぐに送信可能。

 

・マイクアンプ内蔵(ゲイン可変)。

 

・モニター用ライン出力あり。

 

・パソコンに接続してCWデコードなどに利用可能。

 

・電源電圧はDC5~13.8Vの広範囲対応。

 

 

 残念ながら、用意したF2Aセミブレークインアダプタ「FDBM01」の頒布は終了(在庫切れ)したが、「非常にニッチなものですので、追加頒布はどうするか悩んでいます。今回お申し込みくださった方や、それを見聞きした方の反応を見て考えようと思っています」と語っている。

 

 製品が気になる方は、川藤氏のブログ「カムバック組のハムライフ JH4VAJ」に要望などを書き込んでみてはいかがだろうか。 詳しくは、記事下の「関連リンク」から確認してほしい。

 

 

●FDBM01-F2Aセミブレークインアダプタ(YouTube)
※画面をクリックすると動画がスタートします。

 

 

頒布品はキットではあるが、ほとんどのチップ部品は実装済み。「F2Aでの運用で“不便だな““あったらいいな”思うものをどんどん詰め込みました」と川藤氏

 

 

 

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●関連リンク:
・FDBM01-F2Aセミブレークインアダプタ(カムバック組のハムライフ JH4VAJ)
・【頒布】FDBM01-F2Aセミブレークインアダプタ(カムバック組のハムライフ JH4VAJ)
・F2A(A2A)という電波形式(BWT Lab.)
・ハンディ機(FMモード)でCW!! F2A(FM-CW)で遊ぼう!!(WiRES OAM Report)
・F2Aモード申請(JL1NIE’s blog)
・アマチュアキットクリエイターズ(AKC)

 

 

 


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