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タワードライブアンテナ その後2 (2022/5/9 3:33:04)
160mでどうにもチューニングが取れない我が家のタワードライブアンテナ。
どうしたものかと思っていたが、 JA2IVKさんの記事 (2015年のTopBandMeetingの発表資料のようです)を見かけて改善を試みることにした。
IVKさんの資料によると
・シャント線の接続位置を高くすると給電点のインピーダンスが高くなる低くするとインピーダンスが低くなる(20~32mのクランクアップの場合、最上段もしくは上から2段目上から2段目でFBな局が多い)
・シャント線とタワー間を離すと給電点のインピーダンスが高くなる。近づけるとインピーダンスが低くなる(10~80cm)
とある。
我が家のシャント線の接続位置はタワーのほぼ中間で(よく見ると中間よりも下だった)、しかもタワーとの間隔は30cm程度である。これらシャント線の張り方がまずいのではないかと思うようになった。(いままではアースが甘いのではないかと思っていた)
そこで、気候も良くなったのでタワーに登り、まずシャント線の接続位置を高くしてみた(8m→12.8m)。
その結果、
・1.9MHzのチューニングが簡単に取れるようになった(今まではリグのアンテナチューナ併用でなんとか出られた)。
・1.8MHzのチューニングが不安定ながら取れるようになってきた。
そこで次に、シャント線とタワーの間隔を離してみようと思ったが、あいにく長めの腕木のようなものは持ち合わせていないので、タワー下部だけ間隔を広げてみた(1mくらい離して斜めに張った)。その結果、
・1.81MHz付近、1.84MHz付近でチューニングが取れて、多少安定するようになった。
となった。
目標とする1.8MHz帯で一発チューニングにはいたらなかったが、改善の手掛かりを得た感じがする。
また機会を見てシャント線の接続位置やタワーとの間隔を変えてみたいと思う。