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ICB-770の技適化プロジェクト(何度目だ?再始動) (2022/5/8 20:35:00)
■栃技研の活動
新型コロナ感染症も、収まりそうで収まらない、結局そんな状態が続いています。
家庭の事情や栃技研技術メンバーの転勤等々もあり、とにかくバタバタはしてますが、思い切って計画と具体的AIを起こし行動することにしました。
■具体的仕様
先日の技術定例会で何となく決めた暫定仕様はこんな感じ。
1)追加ch受信機能:強制チャンネルSWで切り替える。追加チャンネルは希望チャンネルを伺い、優先度にて決定。
2)受信ナローフィルター(4kHzのクリスタルルーフィングフィルタを予定)
3)可変フィルタ(AF)スケルチVRをAFフィルタにて。ICB-680にテスト実装しているものを想定。
⬇今日のテスト回路。
これを更に帯域絞って人の声だけ浮いてくる感じにする予定。
5)アンテナチューナーがGNDチューナー。電池ボックス内に納める
6)N.B。電源SWのライトポジションにて切り替え。これは新規設計予定。
7)本体についているPTT-SWは短押しで逆スケルチ。
8)本体についているPTT-SWは長押しスキャン。自動停止させるか否かは要相談(と言うか、どっちでもできるようにしてもいいかも)
9)Sメーターバックライトはログを取れるライトも実装
その他、フローティング変調や、混信に強いフロントエンドなども入れたいなぁ…
何れにせよ基板は作る予定なので、どうせなら的に送受信回路も変えたくはなっちゃうかも。
■ヘタリパーツ交換
微妙なのが、古いゆえにヘタったパーツ類。
例えば電池フタ。
これはいくつか3Dプリンタで製作し、ツメの耐久テストまでやっている代替パーツ。
529製よりも、粉体を使ったOS36製がいいかもですが、夏の炎天下テストが未実施。しかも最大な難点はコスト。これも考えたいですね。
■マイコンは未だに選定中
なかなか決まらないのがマイコン。欲張り仕様(夢一杯仕様)にしたが為に、ポートは不足がち。拡張しても良いのですが、これは僕らの業界的には色々あるのでちと避けたい気持ち有り(笑)。
何にしましょうかね…?
■最後は見た目
元々テキトーな人間なので、動けばいい的な所が有りましたが、最近話題沸騰のリペアファンさん。銘板など見た目良く作られますよね〜。
今回は3Dプリンタ他ツールも使いながら、出来るだけ見た目は昭和のまま。でもどこかプレミア感は出せるような、そんな造りにしてみたいです。
以上、夢?なのでした。