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<両面フルカラーで1,000枚2,070円ほか>印刷通販大手「プリントパック」が“QSLカード印刷コーナー”を開設 (2022/5/14 15:00:42)
インターネット経由で印刷物の発注が行える“印刷通販”の大手、株式会社プリントパック(本社:京都府向日市)は2022年5月11日、Webサイト内にアマチュア無線のQSLカード印刷に関する専用コーナーを設置した。ハガキサイズ(100×148mm)のほか国際サイズ(90×140mm)にも対応し、さまざまな紙質を選ぶことができるほか、発注時に無料で使えるレポート面(データ面)のデザインテンプレートを8種類用意している。注文は黒色の片面印刷100枚から可能で、例えば上質紙の両面4色フルカラー印刷で1,000枚注文した場合は2,070円(税込・送料無料)だ。同社は「アマチュア無線をもっと楽しむためのアイテムとして、ぜひご利用くださいませ」と呼び掛けている。
プリントパックが開設したQSLカード印刷コーナーより
プリントパックは従来から小ロットのハガキ印刷にも対応しており、一部のアマチュア無線家がQSLカード印刷に利用してきた。ただし専門のQSLカード印刷会社とは異なり、カードのデザイン業務(おもて面:使用する写真の配置やトリミング、イラストやマーク類のトレース、コールサインと名前やQTHの文字入れ、JARLマークの用意、裏面:レポート欄の作成など)は行っていないため、発注者自身でデザインし“入稿用データ”を作成する必要がある。
5月11日にプリントパックに開設された“QSLカード印刷コーナー”は、これまで発注者側で用意する必要があった、交信データを記入するレポート面(データ面)の無料テンプレートを8種類用意、さらにエアメール封筒にも入れやすい国際サイズ(90×140mm)の印刷にも対応した点が最大の特徴だ。
交信データを記入するレポート面(データ面)のテンプレートを8種類用意
テンプレートのレポート欄の一例
印刷料金は「印刷に使う用紙の種類」「片面印刷か両面印刷か」「印刷に使用する色数(黒1色か4色フルカラーか)」「納期(即日~7営業日)」などで変わってくるが、おしなべて安く、送料無料なのが特徴だ。
<価格例(上質紙・はがきサイズ)の場合>
・片面印刷100枚、黒1色、納期7営業日=950円(税込、送料無料)
・片面印刷100枚、4色、納期7営業日=970円(税込、送料無料)
・両面印刷100枚、表:4色、裏:黒1色、納期7営業日=1,230円(税込、送料無料)
・両面印刷100枚、表:4色、裏:4色、納期7営業日=1,230円(税込、送料無料)
<価格例(上質紙・はがきサイズ)の場合>
・両面印刷100枚、表:4色、裏:黒1色、納期7営業日=1,230円(税込、送料無料)
・両面印刷500枚、表:4色、裏:黒1色、納期7営業日=1,890円(税込、送料無料)
・両面印刷1,000枚、表:4色、裏:黒1色、納期7営業日=2,070円(税込、送料無料)
・両面印刷3,000枚、表:4色、裏:黒1色、納期7営業日=4,860円(税込、送料無料)
プリントパックのQSLカード印刷料金表(上質紙・納期:7営業日)より。印刷料金は「印刷に使う用紙の種類」「片面印刷か両面印刷か」「印刷に使用する色数(黒1色か4色フルカラーか)」「納期(即日~7営業日)」などで変わってくる。送料無料なのがありがたい
なお、カード自体のデザインは発注者自身が行い、そのまま印刷できる入稿用データをプリントパックに送信する必要がある。そのためPDF形式やJPEG形式、Photoshopのpsdやeps形式、Illustratorのai形式などでデザインを作る必要がある。また同社はWordやPowerPoint、Excelなどで作った原稿を入稿用データに変換できるソフトも用意しており、受注時には「届いたデータで正しく印刷できるか」のチェックも行っているので安心できる。
移動運用やFT8の交信などで、まとまった枚数のQSLカードが必要になった場合の選択肢として、プリントパックを覚えておくと良いだろう。
昨年、プリントパックでQSLカードを印刷したというアマチュア無線家からの提供写真。「佐川急便であっという間に届いた」という
●関連リンク:
・印刷通販プリントパック QSLカードコーナー
・はじめてのご利用ガイド(プリントパック)
・データ作成ガイド(プリントパック)
・無料印刷サンプルご請求フォーム(プリントパック)