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feed MODEL 1200FXローテーターその14 (2022/5/15 2:12:42)
またもや、ESP32モジュール用のライブラリのバージョンアップが表示されたので、問題ないだろうと思いバーションアップをしました。そのすぐ後に今までのLogger32用のローテーター制御の収束動作部を見直しする為に先ずは現状でコンパイルを行ないました。ところがコンパイルでエラーが出て進めない状態になってしまいました。エラーは次の内容です。

'adc_gpio_init' was not declared in this scope


使用しているインクルードファイルも何も変えていないのに、コンパイルできていたスケッチがESP32のモジュールのバーションアップで、コンパイルできなくなってしまいました。
前の動いているスケッチのバックアップで試しても同じエラーが出ます。完全にESP32モジュールのライブラリのバーションアップが原因となった様です。
やはり、前回もそうでしたが各ペリフェラル関連の安易なバージョンアップは気をつけないといけない内容なのかもしれません。ESP32モジュールのライブラリなので問題無いだろうという考えはダメの様です。今動いている時のモジュールのバーションも覚えておく必要があるのかもしれません。先ずはWebにて同じようなトラブルを経験した情報がないかをチェックしてみました。バーションアップに関してはかなりトラブル(動作しなくなる)があるようです。対策としても、動いていた時のモジュールのバージョンにインストールし直しするのが、常道の様です。
エラーの内容をそのまま鵜呑みにして、対応するルーチン名が何処にあるのかなどと調べたいところですが、調べ無いのが正解のようです。バーションアップする1つ前のバージョンまたはインストール時のバージョンをインストールし直すのが解決の近道の様です。下記のページがとても参考になりました。


このWebページ通りにGitHubリンクを開きバージョンアップの情報を最初に確認するのが大切です。
いつのバージョンアップで動かなくなったかを定める(確認する)必要があります。

GitHubページも様変わりしているので、そのままの画像ページではなくなっていますので、どれが該当のものかを若干探す必要はあります。Hi!

リンク通りにクリックすると下記のGitHubページが表示されます。ページが様変わりしています。

commitsをクリックとありますが、場所はかなり違いました。
一番右端の1,768 commits の所のcommitsがそのようです。

commitsをクリックすると過去のバージョンアップの日付と内容が一覧で表示されました。

一番上が一番新しいバージョンアップで Commits on May 13,2022 です。
昨日のバージョンアップしたESP32モジュールのバージョンアップです。
これより前のバージョンにすれば良いことになります。

最初からインストールする場合は、5月13日より前のバージョンを<>でダウンロードしておきます。
圧縮ファイルなので解凍展開で使用します。
ここでのバージョンアップして動かなくなった年月日の内容は記録しておいたほうが良いかもしれませんね。
先ずはバージョンアップしてしまったものが確定出来ましたので、次のインストール方法へ進みます。
GitHubのページの下にArduino core for the ESP32,ESP32-S2,ESP32-S3 and ESP32-C3の項目があります。Web記載情報では ESP32-S2 and ESP32-C3 Supportですが、かなり様変わりしています。


またWebではクリックする箇所として Instructions for Boards Manager とありますが、見当たりません。順番がWeb情報と少し違いますが上のマウスの箇所(Getting Started)をクリックします。
するとESPRESSIFのページに飛びます。


First Stepsの How to installの中の Before installing をクリックします。すると次のページに飛びます。
ここがWeb情報での内容と同じインストール時にコピペするリンクが貼られています。

Installing using Arduino IDE

使用するリンクは Stable release linkです。これをIDEの設定ページで書き込みます。コピペは出来るようにありましたが、初めての時は手打ちでいちいち位置文字ずつアルファベットを忠実に打ち込む必要がありました。問題なくコピペ出来るのでしょうが、私のPC環境ではその時は出来ませんでした。

https://raw.githubusercontent.com/espressif/arduino-esp32/gh-pages/package_esp32_index.json

上記リンクをArduinoのIDEを起動して、環境設定にコピペします。または打ち込みます。
追加のボードマネージャーのURL:の場所です。
前と同じ場合はそのままでOKです。
範囲を選択_306

コピペまたは打ち込みが終了したらOKで閉じます。

後はIDEのツール中のボード:"ESP32 Dev Module"を選択しその中のボードマネージャーをクリックします。ボードマネージャーが開きデータをダウンロードし始めます。取り込み完了後、検索に”ESP32 ”
を入力して対象を選出します。下記のフォーム状態で、バージョンを選択します。各バージョンが表示されます。
範囲を選択_311
既に上のフォームはby Espressif Systems バージョン2.0.2 INSTALLEDにインストール処理済みです。

最初はバージョンは2.0.3でこれがバージョンアップしてコンパイルできなくなったバージョンです。
ESP32のボードのバージョンが2.0.2と一つ前の物に戻りました。

バージョンが戻ってきちんとコンパイルが出来るかを確認します。まず上記フォームを閉じて、今まで動いていてコンパイルエラーが出ていたスケッチをコンパイルしてみます。
元のコンパイル出来る状態に戻りました。問題なくコンパイル、書き込み出来ました。とんだバージョンアップ騒ぎでした。やたらとボードのバージョンアップもするものではない事の一例を経験した次第です。おかげでバージョンアップ前に戻す手順も分かり今後にいかせるでしょう。

本音としては、バージョンアップした後でも動かせるのが本当は望ましいと思っていますが、そのためにはGitHubのバージョンアップの情報の内容を見ていかないといけないのでしょうが、今回はバージョンアップを前のバージョンに戻すだけの対応です、細かくは見ていません。もう少しバージョンアップ時の新たな対応情報を調べて見る必要もありますね。

つづく?



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