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<総務省が協力>JVCケンウッド、ウクライナの復興支援を目的に業務用無線機を寄贈 (2022/5/27 13:00:48)
株式会社JVCケンウッドは2022年5月27日、総務省の協力のもと、ウクライナの復興支援を目的に同社製の業務用無線機を駐日ウクライナ大使館へ寄贈すると発表した。ウクライナ現地での多種多様な活用を想定し、デジタル方式の国際規格であるNXDNやDMRに加え、アナログ方式でも使用可能なハイエンドの業務用無線機「NX-3220E」を選定したという。
ウクライナに寄贈されるJVCケンウッドの業務用無線機「NX-3220E」
JVCケンウッドの発表内容は次のとおり。
ウクライナへの支援として業務用無線機を寄贈
株式会社JVCケンウッドは、このたび総務省の協力のもと、ウクライナの復興支援を目的に当社製の業務用無線機を駐日ウクライナ大使館へ寄贈いたします。
■支援内容
現在、ウクライナでは交通や通信などのインフラが壊滅的な被害を受けています。そのため当社は今後のウクライナの復興支援を目的に、公共インフラに頼らずに交信が可能な無線機器を寄贈いたします。ウクライナ現地での多種多様な活用を想定して、デジタル方式の国際規格である
NXDN や DMR に加え、アナログ方式でも使用可能なハイエンドの業務用無線機「NX-3220E」を選定しました。
当社グループは、ウクライナが一日も早く復興し、通常の⽇常生活が取り戻されることを⼼より願っております。
■無線システム事業について
近年、世界各国で大規模な災害や紛争などが発生している中、警察や消防、救急といった生命に係わる現場において、業務連絡用の無線システムは人々に安心・安全を提供する上で欠かせないものとなっています。当社における無線システム事業は、長年にわたって培ってきた無線技術と最先端のデジタル/ネットワーク技術を融合することで、世界各国の警察・消防・救急などのパブリックセーフティ市場や、電気・水道・ガスなどのパブリックサービス市場、およびホテル・小売業などの民間市場に高品質で信頼性の高い業務用無線システムを供給しております。
■今後の取り組み
当社は、企業ビジョンである「感動と安心を世界の人々へ」のもと、事業を通じてさまざまな社会課題の解決に貢献することが経営の最重要課題と捉えています。今後も日本政府が主導するODA(政府開発援助)など国内外のさまざまな支援活動に積極的に参画することで、持続的な成長と企業価値の向上を図り、持続可能(サステナブル)な社会の発展に貢献してまいります。
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・ウクライナへの支援として業務用無線機を寄贈(JVCケンウッド)
・NX-3220E製品情報(JVCKENWOOD U.K. Limited)