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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/11/24 23:35:35)

feed <館内写真50枚掲載>ついにオープン「アマチュア無線機器歴史館」(長崎県雲仙市)を訪問してきた! (2022/6/2 12:05:49)

2022年5月、長崎県雲仙市にオープンした「アマチュア無線機器歴史館」。1950年代から1980年代頃まで、昭和の時代のアマチュア無線機が大量に展示されているというマニア垂涎の施設だ。コロナ禍で地方取材が難しいhamlife.jpスタッフに代わり、長崎県内在住の無線家が“特派員”となって同施設を訪問、大量の写真を撮ってきてくれた。その一部を紹介しよう。なお6月の開館は5日(日)と19日(日)を予定している(記事末尾に案内あり)。

 

 

長崎県雲仙市にオープンした「アマチュア無線機器歴史館」館内

 

 

 長崎県雲仙市国見町の神代(こうじろ)商店街にある古民家(木造2階建て、450平米のうち120平米を使用)を活用した「アマチュア無線機器歴史館」。3月のプレオープンを経て5月1日に正式オープンし、大型連休中は多くのアマチュア無線家の訪問で賑わったという。

 

 

アマチュア無線機器歴史館に関する記事はこちらの記事も参考に
<地元テレビ局も詳しくリポート>長崎県雲仙市の「アマチュア無線機器歴史館」が5月1日に正式オープン、今後の開館スケジュールは? (2022年4月26日掲載)

 

<5月の正式オープンを見据えて所蔵品を整理中>写真で見る「アマチュア無線機器歴史館」(長崎県雲仙市)プレオープンの模様 (2022年3月25日掲載)

 

<昭和のハム機器を多数展示>長崎県雲仙市に「アマチュア無線機器歴史史料館」開館、3月20~21日にプレオープン (2022年3月14日掲載)

 

 

 前回の記事内で『4月22日には地元テレビ局の情報番組(テレビ長崎「マルっと!」)が同館を訪問し、“長崎県内の新スポット誕生”として9分間にわたってリポートした』と伝えたが、この番組の内容をFNNプライムオンラインが特集記事としてまとめ、Webサイトで公開している。同館の概要や開設経緯を知るには絶好の記事なのでぜひご覧いただきたい(本記事の最終ページ末尾にリンク掲載)。

 

 

FNNプライムオンラインがテレビ長崎の取材をベースに「復調の兆しも…かつては貴重な連絡手段“アマチュア無線” 長崎県に歴史資料館誕生」という記事を掲載した。これは必見!

 

 

 5月15日、hamlife.jpの依頼を受けた長崎県内の無線家がアマチュア無線機器歴史館を訪問、館長の大久保晃宏さんのご協力のもと、大量の写真を撮影してきた。その一部を紹介していこう。(協力:アマチュア無線機器歴史館、撮影:長崎県/鈴木恒彦氏)

 

 

◆「アマチュア無線機器歴史館」の外観と内部

 

 まずはアマチュア無線機器歴史館の外観と内部を紹介しよう。

 

明治時代に創業した木造2階建ての造り酒屋の建物をリノベーションして「アマチュア無線機器歴史館」「神代ふれあい館」を開館した。アイコムののぼりがなければそれとは気が付かないかもしれない

館長の大久保晃宏さん(ハムセンター長崎 経営者)が出迎えてくださった

入口から左側が「アマチュア無線機器歴史館」の展示

「アマチュア無線機器歴史館」の一番奥から入口方向を撮影。木製の無線機ラックがズラリと並んでいる

フロントパネルの白が美しい八重洲無線のFT-107を操作する大久保さん。展示している機器の中には電源が入るものも多いという

昭和の時代の民家を再現したコーナーもある。真空管式ラジオはしっかり動作する

 

 

◆自慢の無線機いろいろ

 

 アマチュア無線機器歴史館で展示されている多数の無線機の中から、特に貴重なものを紹介する。

 

昭和29(1954)年に製造された国産メーカー初のアマチュア無線用送信機「TX-1」。製造は春日無線工業(後のトリオ、現在のJVCケンウッド)。諫早水害の際も非常通信で大活躍したという。おそらくメーカーも保存していないであろう貴重な機種だ

TX-1の正面

TX-1の背面

下:昭和34(1959)年の短波帯受信機「9R-42J」。上:短波帯送信機「TX-88」。いずれも春日無線工業の製品

昭和36(1961)年の短波帯送信機、トリオの「TX-88A」

昭和36(1961)年の短波帯受信機、トリオの「9R-59」。上部に周波数カウンター(ミズホ通信DX-009)を取り付け、受信周波数がデジタル表示できる状態で展示していた

昭和38(1963)年の短波~50Mc帯受信機、トリオの「JR-60」。「局発が9R-59とは違うので高い周波数までよく聞こえます」と説明が書かれていた

昭和31(1956)年の50/144Mc帯送信機、三田無線研究所の製品。ファイナルは双5極真空管の832Aを使用、周波数切り替えはプラグインコイルの差し替えで行う。変調器は付属していない

三田無線研究所のハムバンドコンバーター。下部の取っ手が付いた部分に交換式コイルが収納

昭和42(1967)年製造、井上電機製作所(現在のアイコム)のHF帯SSB送受信機「IC-700R」と「IC-700T」

受信機「IC-700R」は全半導体化

送信機「IC-700T」。ファイナル(S2001×2)など一部を除いて半導体化を実現

 

 

次ページ では、さらに懐かしい無線機を大紹介!!

 

 


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