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feed IC-R71 修理 (2022/6/12 19:40:16)
IC-R71 の修理です。

「モードによって受信できない」と言う動作不良の受信機を購入。
あれだけ片付けろ命令が出ているのに、買ってどうする。
いやー、壊れていますと言われると、どこが、どこが、知りたいよなーって
ついつい購入してしまう悪い癖が出ます。
別冊CQ ham radio QEX Japan No.43nに書かれている
世界のアマチュア無線家事情 ブラジル・ハム仲間のゴミ屋敷
には勝てませんが!(CQ出版社の回し者ではありませんが、見たらびっくり)

電源を入れて動作確認をすると、AMは受信出来るようですが、CW,LSB,SSBでは
メーターは振れて、何か音は出ていますが、全モードAMで受信しているような音です。
BFOがうまく動作していないようで、回路図を見ながら測定器で追いかけます。



程なく不良部品を見つけましたので交換。
うーん、あんまりおもしろくない修理でしたね.....
受信機はいつもの無線機と比べて、ボリュームが半分ですので
割と簡単に直せます。

メーターのバックライトが消えています。そうです当時は電球を
点灯してバックライトとしておりましたので寿命が短かったですね。
同じ電球に交換すると、長時間受信しているとまた切れますので
LED化します。
しかし、問題はこの機種にはDIMMERスイッチがあります。
DIMMMER ONで周波数などの表示部が暗くなり、メーターのバックライトも
一緒に暗くなります。
電球と違って、LEDにかかる電圧を少々下げても暗くはなりません。
データシートの電流ー照度の曲線を見ればわかると思います。
そこで、DIM回路をチョイと変更して、DIMでLEDも暗くなるような回路に
変更しました。
写真では分かりにくいのですが


DIMMMER OFF



DIMMMER ON



最後にサービスマニュアルに従って、各部調整。
文章にすると、たった一行ですが、測定器を多数ONにして受信機と共に
安定するよう温まって安定するまで通電して、それから調整開始。


調整途中にキャリアとノッチのトリマが接触不良で安定していないので新品に交換。



サービスマニュアルの最後ページがの終わるまでに結構な時間がかかりました。
海外の短波放送をWIDEに切り替えて聞くと、良い音ですねぇ。
小学生の頃、こんな受信機を持っていたら、どんなに楽しかったでしょう。
当時はラジカセの3バンドド受信機(MW,FM,SW)で周波数なんて
6(MHz)とか9とかしか書いていないので、例えばBCLの本に6.285MHz
なんて書いてあったら、6よりちょっと上で、この辺かな?これか?
?いや、日本語じゃないから違う、もうちょい上か?なんてやっていましたが
IC-R71は直読ですからね。
時代は進歩したもんだ!

そんな事は置いておいて、SSBやCWも受信して見ますが問題はありません。
いっちょ上がり。



楽しく遊べました。
次だーーーーー!








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