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<「第11回定時社員総会」議案等も公開 >JARL、第60回理事会報告を会員専用ページに掲載 (2022/6/13 17:30:08)
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、2022年5月21日(土)に連盟会議室およびWeb会議で第60回理事会を開催、その報告をWebサイトの会員専用ページで公開した。同理事会では「令和3年度事業報告について」「令和3年度決算について」「規則第26条による理事・監事の推薦について」「役員の選任について」「IARU新規加盟連盟の承認について」の5議題が審議されたほか、協議事項と業務報告が行われた。同理事会報告の閲覧はJARL会員のみで、コールサインと登録したパスワードが必要となる。また6月10日夕方にはJARL Webに「第11回定時社員総会議案等について」の告知も掲載された。
JARL Webの会員専用ページに掲載された第60回理事会報告によると、今回は次の5議題が審議された。第1~4号議題は6月26日(日)に行われる第11回定時社員総会に向けたもの。この理事会で決定した総会議案等はJARL Webの会員専用ページで6月10日に公開された。
第1号議題:令和3年度事業報告について
第2号議題:令和3年度決算について
第3号議題:規則第26条による理事・監事の推薦について
第4号議題:役員の選任について
第5号議題:IARU新規加盟連盟の承認について
第1号議題「令和3年度事業報告について」概要
第11回定時社員総会の報告事項とする令和3年度の事業報告を審議。令和3年度事業報告(案)と、令和3年4月1日から令和4年3月末日までの会員数等の各種統計、各地方本部・支部の行事報告等の資料の説明がおこなわれ、審議の結果、原案を一部修正し全員異議なく承認した。
第2号議題「令和3年度決算について」概要
第11回定時社員総会に議案として上程する「令和3年度決算」を審議。令和3年度の収支は前年同様、新型コロナウイルスの感染が不透明な状況が続き、行事等が中止になるなど影響を受けたが、従来からの施策の奏功で今年も会員数が増加。経営合理化も実施し、評価損益等調整前当期経常増減額は△4百万円とほぼ収支均衡となり、前年比で33百万円と大幅改善した。
また経常増減額のうち、費用であっても現金支出のない減価償却費・退職給付費用を考慮するとプラスの14百万円(前期は△24百万円)となった。同様に特定資産の取崩額も9百万円(前期は19百万円) と改善した。
「今年度も新型コロナウイルスの対策を慎重におこないながら、会員の満足度向上に向け、組織一丸となってさらなる会員サービスの充実をおこない、会員数の増加を目指し、経費削減に努力し、引き続き収支改善に取り組んでいく」旨の説明があり、監事から「業務・決算に関する監査の結果として、全体的に適正に処理されていると認められる」との報告があり、全員異議なく原案どおり承認した。
第3号議題「規則第26条による理事 ・ 監事の推薦について」概要
規則第26条による理事・監事の候補者 (各2名)
の推薦について、候補者の経歴等の説明がおこなわれ、全員異議なく原案どおり承認した。規則第26条により推薦された理事・監事の候補者は以下のとおり。
(1)理事の候補者の推薦 (規則第26条第1項による)
・日野岳 充氏(JE1KAB) 再任
・原 恒夫氏(JA8ATG) 再任
(2)監事の候補者の推薦 (規則第26条第2項による)
・志村 文夫氏(JA1MEK) 新任
・佐藤 眸氏(JE7JGG) 再任
第4号議題「役員の選任について」概要
第11回定時社員総会に上程する役員選任の件(※今春行われた令和4年通常選挙で、理事の候補者となった15名と、規則26条による推薦理事候補2名、および監事候補2名を、社員総会で選任するための議題)に関して審議。全員異議なく原案どおり承認した。
第5号議題「IARU新規加盟連盟の承認について」概要
IARUから2022年2月18日付けで送付されたスーダン・アマチュア無線連合(SARU)の加盟提案の諾否について審議し、全員異議なく原案どおり承認した。
また議題審議後の協議事項では「アワード規程の一部改正について」「公益財団法人ボーイスカウト日本連盟への協力 ・支援について」「その他(免許申請の一部簡易化に関する要望について意見交換)」が話し合われた。
理事会報告の詳細は下記関連リンクのJARL会員専用ページ(要ID・パスワード)内にからPDF形式で閲覧できる。また第11回定時社員総会の議案書も下記関連リンクの案内ページからPDF形式で閲覧できる(会員専用、要ID・パスワード)。
●関連リンク:
・第60回理事会報告(JARL Web 会員専用ページ)
・第11回定時社員総会議案等について(JARL Web)