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feed 南面白山―奥新川峠 6/18 (2022/6/19 10:36:54)

 

 

 二口山塊は約1年ぶり、権現様峠と奥新川峠の間が未踏となっており、旧スキー場から南面白山に登り奥新川峠を下るルートで歩いてみました。

 

 仙山線始発に乗車し面白山高原駅下車。好天が期待できるとあって十数人の登山者、グループが下車。多くは北面白山に向かったようです。南面白山へも単独のみ数人。駅前の藤花山荘から車道を10分ほど上がるとかつてのスキー場跡で、もう20年くらい放置されたままのリフトやレストハウスの廃墟が現れます。ここが登山口。ゲレンデ(コスモスベルグ)を登っている間も気温がぐんぐん上がっていくのがわかり、日差しもきつく早くもバテ気味。振り返ると甑岳あたりの山々が見えていました。

登山口付近

登山口より南面白山

 

 ゲレンデ最上部まで登りきったところで一息ついて、この先のブナの美林帯へ。まっすぐに成長したブナが平坦な地形に見渡す限り林立する様は素晴らしいの一言。この美林帯を歩くのがこの山の最大の楽しみと言ってもよいかもしれません。

 

 ブナ林を抜けると一気に急登が続き、今度は細木のブナ帯となり、尾根に至り眺望が開けたと思ったら、まもなく山頂到着。駅から約2時間。狭い山頂です。いつもながら大東岳の圧倒的な存在感。猿鼻山から南に続く蔵王の山々、そして朝日、飯豊連峰などは霞んであまり見えませんでした。標高1225.4m。先客もおり、山頂から離れた尾根の一角で無線運用としました。

南面白山山頂

猿鼻山

 

大東岳

 

 軽量3エレとFTM-10S(145MHz)。空き周波数を見つけてCQを出し、山形、宮城、福島、新潟各局に応答いただきました。0エリアは佐渡市と53-53、新潟市南区と51-55。この山頂で何度か運用していますが、佐渡市とつながったのは初めてです。旧両津市の固定局とのこと、終始安定した信号でファイナルを送りました。距離183km。先の行程が長いのと虫も寄ってきてうっとうしく、7局と交信し短時間で終了としました。

 

 山頂から北への縦走路にそって急斜面を下り、ブナ林の平坦地を進むこと約1時間で権現様峠着。標高910m。高度差約300mを下ったことになります。十字路となって、大東岳へのルートが交差しています。2年前に権現沢ルートで登った際は標識の文字も消えて読めなかったのですが、多少整備されたようです。

山頂付近より北方向(遠くに泉ヶ岳)

 

ブナの森を下る

権現様峠

峠の大カツラ

 

 この先が未踏の領域。小さなアップダウンを何度も繰り返し、最後のピークを過ぎたあたりで樹間から北面白山と中面白山、その手前の1025mピーク(無名峰)の稜線が眺められました。やがて笹原が現れ、奥新川峠に到着。権現様峠から約40分。アップダウンがこたえてけっこう疲れました。縦走路と交差する三叉路となっており眺望があるわけでもないですが、峠らしい明るさがあって雰囲気は悪くありません。しばし休憩。

北面白山ー中面白山

奥新川峠↑↓

 

 ここからは下るのみ。30分ほどで長左衛門平からのルートに合流、何度か沢を渡渉し、つり橋を渡ってまもなく面白山高原駅に無事到着。

長左衛門平からのルートに合流(分岐点)

数回の渡渉

 

 無線運用と休憩を含め6時間弱の行程。虫の多さと暑さにへとへとになりながら深く長いブナの森をさまよう、そんな感じの山歩きでした。

 

 

 

 

 


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