無線ブログ集
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RJ-580 送信・受信弱い (2022/6/24 10:12:04)
RJ-580 送信・受信弱いとのことでお預かりしました。
本機はダブルスーパーヘテロダインです。
37Mhzの信号がオシレーターの手前でストップしていました。
チップ抵抗が破損してオープン状態の数MΩです。
抵抗交換後、37Mhz発振しました。
ヘテロダインにならなかったわけです。
最大に調整しました。
第一局発10,695MHz
最大に調整しました。
電解コンデンサーの液もれによりパターンが腐食しています。
パターンを研磨してハンダ補強しました。
ハンダ不良を点検、あやしい場所は再ハンダしました。
電解コンデンサーをオール交換しました。
変調・受信音に関する場所はオーディオ用コンデンサーに交換しました。
受信感度が低下しています。
RFアンプのFETが破損していました。
2SK49 探しても無いデバイスで簡単には入手できません。
手持ちのあったFET 2SK19GR に交換しました。
検波ダイオード、その他アンプトランジスターなどを交換しました。
受信感度復活しました。
最大に調整。
受信感度。
ー122,4dBm
Sメーター調整。
40dBuVのとき、
既定値のSメーター9に調整しました。
Sメーターの照明をLED化しました。
点灯確認しました。
スケルチ調整。
バッテリーインジケータ調整。
周波数。
27,144Mhz
出力
0,5W
スプリアスの状況。
アンテナを伸ばした状態にて。
アンテナローディングコイルを調整。
電界強度計、電流計の指示を最大に調整しました。
ナショナルCB無線機の最高峰です。
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