無線ブログ集
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DM-107M 電源が入らないとのことでお預かりしました。

ヒューズが飛んでいました。
DM-107のヒューズは分解しないと外側から交換できないタイプです。
100Vラインのヒューズが飛ぶということは、それなりに危険な原因があると予測できます。

ターミナルとメーターのハンダを外して基板を持ち上げます。
ターミナルにケーブルが切れた残りなどが無いか点検します。
異状発振が原因のこともあるので、あやしい場所には再ハンダをしました。

大電流が流れるパワートランジスターです。
短略など点検するも異状無しです。

ブリッジダイオードがNGでした。
4本のうち1本がショートしていました。
KBPC802 8Aのものです。

手持ちがあったものに交換しました。
東芝6J4B41 6Aのものです。

取り付けました。

メーターが不良です。
パネルが剥がれて、回転機構に接触しています。

パネルを貼り直しました。

電源が入るようになりました。

出力 13,8V

リプル成分も無く、きれいな直流です。

貴重なトランス型の電源です。

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