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ICB-770 アンテナ折れ (2022/7/17 17:23:48)
ICB-770 アンテナが折れたとのことでお預かりしました。
アンテナの先が折れています。
先が曲がったのではなく折れています。
アンテナは交換するしかありません。
交換用のアンテナです。
長さも同じです。
アンテナを配線するネジが効いていません。
本体側もガバガバです。
アンテナを交換。
ネジはサイズアップのタップネジに交換しました。
オーナー様にて電解コンデンサーは交換されています。
一部はオーディオ用コンデンサーやフィルムコンデンサーに交換されています。
私のブログの過去記事を見て参考にされたとのことで、間違っていませんでした。
ここまで出来るとは、しっかりとした記事を発信してゆかなくてはいけないと思いました。
PTTスイッチの予備メンテナンスを希望です。
分解。
アルコール洗浄。
接点の酸化膜を研磨しました。
コンタクトグリスを塗布しました。
組み立て。
チャンネルスイッチの予備メンテナンスを希望です。
チャンネルスイッチ取り外し。
分解。
アルコール洗浄。
洗浄だけでは接点の酸化膜は落ちません。
接点を研磨しました。
組み立て。
酸化が進んでおり、予備メンテナンスはやっておいて正解でした。
DC外部電源プラグの逆接続保護です。
矢印のようにパターンを一部カットしてダイオードを入れました。
自分で施工する方は、ダイオードは1AあればOKです。
検波ダイオードと未交換だったコンデンサーを交換しました。
測定と調整。
受信感度調整。
最大
受信感度。
ー122,0dBm
周波数。
27,144Mhz
出力。
0,5W
スプリアスの状況。
アンテナを伸ばした状態にて、
アンテナローディングコイルを調整。
電界強度最大
消費電流最大
昭和の無線機は丈夫で長持ちしますね。
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