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ハムフェア2022でのJVCケンウッドブースの全貌が判明 (2022/7/27 13:06:27)
コロナ禍での開催となります「ハムフェア2022」でのJVCケンウッドの出展内容の詳細が判明しました。
今回はVtuberの「波澄りお(はすみりお)」さんも映像で出演することが決まりました。
▲アウトドアでのHF運用の楽しさを訴求、と言うことでポータブル電源の展示も行われる
▲ブース内イベントは開催されない。波澄りおさんが登場するのはこちら側のようだ
ハムフェア2022JVCケンウッドブースで展示される製品
主な展示内容が公開されたので紹介します。
以下はJVCケンウッドのプレスリリースからとなります。
ちなみにJVCケンウッドのハムフェア2022でのブース番号は「D-01」となります。
■アウトドアでのHF移動運用の楽しさを訴求
HF帯アマチュア無線機を屋外に持ち出して、アウトドアで移動運用する楽しさを訴求します。軽自動車のキャンピングカー、キャンプセット、当社製ポータブル電源の展示に加え、森の音をライブ配信する当社のインターネットサービス「Forest Notes」による音の演出で移動運用を身近に感じていただきます。
■HF帯アマチュア無線機のフラッグシップモデルHF/50MHzトランシーバー「TS-990」
トップクラスのDX’erをターゲットとするHF帯アマチュア無線機の当社フラッグシップモデル「TS-990」を展示。デュアルレシーバーの搭載やフルダウンコンバージョン構成などによるシリーズ最高の受信性能を備えた最高級モデルを体験いただきます。
■DX’erの実戦運用に応えるHF/50 MHzトランシーバー「TS-890」
「TS-990」に搭載した数々の技術を継承させた、同機に次ぐハイエンドモデル「TS-890」を展示。
「TS-990」譲りの基本性能と質感を兼ね備え、DX’erの実戦運用に応える高級実戦機を体験いただきます。
■普及価格帯クラスの実戦機HF/50MHzトランシーバー「TS-590G」
入門者からDX’erまで幅広いユーザーを対象とする普及価格帯クラスの実戦機として、高い受信基本性能を備えた「TS-590G」を展示。操作性や受信性能を体験いただきます。
■特定小電力トランシーバー、デジタル簡易無線機(登録局)の各種ラインアップを展示
レジャーからビジネスまで幅広く使用可能な特定小電力トランシーバーと、昨年9月に発売したデジタル簡易無線機(登録局)「TPZ-D563BT」などを展示します。
■国際宇宙ステーションに搭載の「TM-D710GA」特別仕様モデルを展示
高い品質と信頼性がARISS(Amateur Radio on the International Space Station)に認められ、国際宇宙ステーションで主にARISSスクールコンタクトや音声レピーター、SSTVなどのサービス運用で活用されている「TM-D710GA」の特別仕様モデルを展示します。
■当社バーチャル社員でVTuberの「波澄りお」が映像で登場
7月18日にVTuberデビューした当社バーチャル社員の「波澄りお」(7月11日広報発表)が映像で登場し、ブース内の各展示コーナーの紹介を通じて無線の楽しさを伝えます。
なに! TS-990が展示される?
今回注目される展示は、なんと言っても「TS-990」が展示されることではないでしょうか?
一部の噂では「TS-990は生産完了になった」という話が、無線家の間では囁かれていますが、JVCケンウッドのwebでは「在庫僅少」としながらも、価格改定を行い「カタログ落ち」はしていません。
在庫僅少の理由としては、世界的な半導体不足が最大の原因とされていますが、逆に言えば半導体の調達さえできれば、TS-990の生産は続行したい、というメーカーからの強いメッセージと受け止められると思います。
今回のハムフェア2022でのTS-990の出展は、フラッグシップ機というラインナップ上でTS-990の立ち位置と、JVCケンウッドとしてのプライドを示しているのだと感じ取れました。
フリラの新機種はないようです・・・残念
肝心のライセンスフリー無線機の展示ですが、従来の特小やデジ簡(登録局)の展示にとどまってしまうようです。
気になる新製品の発表もないようで、落ち着いて従来の製品ラインナップを確認できます。
実機を手に取ることができる機会なので、気になる製品があれば実際に触ってみましょう。
製品に触れるということが、時節柄気になるという方もいらっしゃると思いますが、間近で製品を見るチャンスであることは間違いありません。
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