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RJ-580 パワーが出ない (2022/7/27 16:32:16)
RJ-580 パワーが出ないとのことでお預かりしました。
単三電池ホルダーに交換されていました。
パワートランジスターが不良です。
2SC1407 フィン付きのトランジスターです。
手持ちのあったトランジスターに交換しました。
プリドライブのトランジスター2個を交換しました。
変調時 0,4Wです。
電解コンデンサーをオール交換しました。
一部をオーディオ用コンデンサーに交換
真っ黒になったダイオード2個を交換しました。
検波ダイオードなどを交換しました。
Sメーターの照明をLED化しました。
点灯を確認しました。
長年のほこりを清掃します。
PTTボタンのテンションを調整しました。
アンテナにほこりが噛んでジャリジャリ動きにくいです。
分解、清掃しました。
可動部にはシリコングリスを塗布しました。
アンテナの動き、バッチリです。
送信時にPTTの動作が不安定で、パワーがガクンと下がるときがあります。
原因の特定には時間を要しましたが、パワースイッチが不良であることがわかりました。
分解。
ピン足が折れて、かろうじて付いている状態でした。
PTTボタンを押したストレスが、弱かったパワースイッチに悪さをしていたのです。
アルコール洗浄しました。
接点を研磨しました。
コンタクトグリスを塗布しました。
ピン足を補修しました。
測定と調整。
バッテリーインジケーター調整。
スケルチ感度調整。
バッテリーインジケーター調整。
スケルチ感度調整。
37Mhz 発振調整 最大
10,695Mhz 発振調整。
周波数。
27,144MHz
スプリアスの状態。
受信感度を最大に調整。
ー123,0dBm
アンテナを伸ばした状態にて、
アンテナローディングコイルを調整。
電界強度最大
消費電流最大
ボディーアースが重要、性能がグッと良くなります。
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