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link ZCR/bLOG ZCR/bLOG (2024/11/24 20:05:44)

feed ALL JA コンテスト 2022 (2022/8/1 19:03:35)

第64回 ALL JAコンテスト。
昨年は なんとか お泊まり移動運用で QRVできたが、今年は そう上手く事が運ぶわけもなく 再び 自宅シャックからの 参戦となった。

オールJA じゃなく ALL JA が 正式なのね。(^^;)

さておき、ここ数日は 来季に向けた 1.8MHz用のラジアルをいじっていて、このコンテストも 1.8で出るか 自称メインバンドの 50で出るか直前まで迷った。しかし、FD~全市全郡と 160mは連続で出たし、某VTE局のガチ参戦しない表明もあったので 今年も X50でQRVすることに。 *1 *2

6m 6エレ スタック


Rigのパワーを 100Wに設定し、21時 コンテスト開始。

SSBでRUNしようとしたら、いきなり 調布のクラブ局が CQ。ビックリして一瞬遅れて呼んだら、キロパパインディア? と きたので JA7JA7KPIと返したら・・ き・消えてしもうた。こと座MSの残滓か それとも 飛行機散乱か・・ それっきりで、このクラブ局を聞くことは二度と無かったそうな・・(^^;) *3

その後は まったく他エリア聞こえず *4 、4局交信しただけで 日付を跨ぎ、00:45にアキラメ。

先が思いやられる・・んだけど、こと座MS追って早起きしてたので あっという間に寝↓・・



04:20起床。
しかし、ほぼ聞こえない *5 。あろうことか 07時台まで ボウズが続く。これだけ聞こえないのも珍しい。

11時過ぎて 12局しかできてない。非移動の最低記録更新が頭をよぎる。 *6


CONDXが動いたのは ちょうど お昼から。
Esである。しかし 爆発とまではいかない。おとなしすぎる。

CQとS&P併用。メインは 5&6エリア、4エリアも 1局だけできたが、局数ぜんぜん伸びず。13:30前には Es消滅。 *7

再び 何も聞こえなくなり、早めの晩飯買出しにスーパーへ。シャックに戻ってもCONDXに変化は見られず、半ば諦めの境地で お袋の散歩に付き合うことに・・


16時にシャック復帰したら、なんと! スキャッタが出ている! MY GOD!! *8

再び CQとS&P併用作戦に没頭 *9 。しかし ノイズも多い。呼ばれるが かなり弱い局が多い。こんなに弱いのに よくできるものだ。とれなかった局も。ごめんなさい。

しかし、それも 18時を過ぎると 本当のカスカスに落ち込んでしまう。 *10

晩飯の支度等でシャック離脱。ちょこちょこシャックに戻ってみたが、家事の問題もあり、18時~20時台もボウズに終わってしまった。


 <タイムチャート>

    | 21 22 23 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17|合計
----+---------------------------------------------------------------+----
  50|  3  -  1  -  -  -  -  -  -  -  2  2  3  1  2 12  6  1  - 16 11|  60
----+---------------------------------------------------------------+----
累計|        4        4        4        8       14       33       60|
 <時間ごとの取得マルチプライヤー>

[50 MHz]
 [21] 04 06
 [07] 05 14
 [08] 07
 [09] 02
 [11] 10
 [12] 43 44 38 45 42 33 36
 [13] 40 39 41
 [14] 12
 [16] 09 25 26 11 13 16 15 03
 [17] 47 35 19 08

お昼の Esと 夕方のスキャッタで なんとか最低記録は免れ・・ てゆうか、局数もマルチも ALL JAにおける非移動での最高を記録した。 *11


 <時間およびエリアごとの交信局数> (括弧内は電信の内数)

[50 MHz]
         1     2     3     4     5     6     7     8     9     0     合計    累積

 [21]    -     -     -     -     -     -     3(2)  -     -     -      3(2)    3(2)
 [23]    -     -     -     -     -     -     1(1)  -     -     -      1(1)    4(3)
 [07]    1(1)  -     -     -     -     -     1     -     -     -      2(1)    6(4)
 [08]    -     -     -     -     -     -     2(1)  -     -     -      2(1)    8(5)
 [09]    -     -     -     -     -     -     3(2)  -     -     -      3(2)   11(7)
 [10]    -     -     -     -     -     -     1(1)  -     -     -      1(1)   12(8)
 [11]    1(1)  -     -     -     -     -     1     -     -     -      2(1)   14(9)
 [12]    -     -     -     1     3(1)  8(5)  -     -     -     -     12(6)   26(15)
 [13]    -     -     -     -     2(2)  4(4)  -     -     -     -      6(6)   32(21)
 [14]    1(1)  -     -     -     -     -     -     -     -     -      1(1)   33(22)
 [16]    8(8)  -     2(2)  -     -     1(1)  4(4)  -     -     1(1)  16(16)  49(38)
 [17]    3(2)  1(1)  2(2)  1(1)  -     2(2)  1(1)  -     -     1(1)  11(10)  60(48)

Total   14     1     4     2     5    15    17     -     -     2     60
       (13)   (1)   (4)   (1)   (3)  (12)  (12)               (2)   (48)
 <マルチマップ>

    11111111111111
    000000000111110000000011111111112222222222333333333344444444445
    123456789012342345678901234567890123456789012345678901234567890
  50..............***************..*.....**......*.**.********.*...

今年は 8エリア北海道と 9エリア北陸とは できなかった。また、2エリアは岐阜のみ、3エリアは 大阪和歌山、4エリアも 山口広島だけ と 低調に終わったのが残念。

しかし・・ 非移動での自己最高記録なんだから、ま いっか。(^^;)


移動地 標高 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 QSO Multi Score Rank
2020 Fixed 7m 10 0 0 0 0 1 18 1 0 0 30 12 360 東北2位
2019 Fixed 7m 5 0 0 0 0 0 14 0 1 2 22 11 242 東北2位
2018 Fixed 7m 5 0 1 0 0 1 12 1 0 0 20 11 220 東北2位
2017 Fixed 7m 4 0 1 0 0 1 7 0 0 1 14 10 140 東北3位
2016 Fixed 7m 9 1 0 0 0 0 19 0 0 2 31 12 372 東北5位
2015 Fixed 7m 16 3 0 2 2 1 25 1 0 0 50 19 950 ☆東北2位


さてさて、恒例(?) 今回の なんぼ呼んでもダ SWLレポート *12

 JA1ZGP JR8VSE JH1YAK

このほかにコール確認できた局は全部交信できたものと・・(^^;)



そうそう、お昼のEsだが、当方は ほぼ 逆相スタックでの交信となった。

6エレスタック 垂直面指向性比較 青:逆相
赤:同相。MMANAによるシミュレーション。


普通、逆相スタックが有効なのは だいたい 3エリアよりも近場の局なのだが、今回は 5&6エリアでも逆相が有効であった。 *13

あくまでもシミュレーション値だが、MMANAで計算した 同相と逆相の垂直面指向性比較図である。

同相では 約14度あたりに指向性の NULLがあるが、同じ角度での逆相ゲインは プラス約10dBだ。これだと 同相でカスカスあるいは聞こえないのが逆相で充分聞こえる あるいは強力! ということになっても不思議ではない。 *14

もちろん 実際の大地は完全平面ではなく 地形や建物等による凸凹があるため NULLも あまり深くはならないかもしれないのだが・・


いちおう、Esで聞こえている九州局を聞きながら スタックの同相/逆相を切り換えてみたのが次のファイルである。

スタック同相/逆相切替比較サウンドファイル
22042401b.mp3 *15

それなりの効果が認められると思う。2015年にこのシステムを 構築した際 *16 に 『同相無感 逆相 S9』 なんて書き・・ 最近 読み返して ほんまかいな・・ なんて思ったけど (^^;) ほんまでんがな。 *17 *18



2022.8.1 追記 :

結果発表

LCR ( ログチェックレポート ) では コールサイン受信ミス 2局、うち 1局がマルチにも響いて 58局×29マルチ で X50M 東北2位。

さらなる修行が必要なことは いうまでもない・・


Comments(4)

*1 ちなみに、X50に決めたのは 開始 10分前である。どんじゃらな奴・・

*2 えっ!? どんじゃら って使いませんか? 極局地的な方言??

*3 聞こえたら すぐに呼べ。呼ばれたら一発でコールサイン取れ。特に 6mでは。・・ってことでしょうな。

*4 VK4RHT/bは 23時過ぎて良好に入感しており、スキャッタに期待したがダメだった。

*5 なんか聞こえてるが カスカス過ぎて 断片つなぎ合わせてもコールサイン取れない。辛抱して聞き続けても 浮いてくる気配がまったく無い。

*6 7エリア管内の 通常参加局減少傾向継続中。コンテスト開始時にCONDX悪いと よけいダメね。

*7 某有名北海道局もバックスキャッタで聞こえた。ダイレクトでは聞こえず。さすがに呼び負けるのであきらめた。

*8 ALL JAでは この手のスキャッタは初体験であった。移動のときは 17時頃には撤収開始してたし・・(^^;) 昨今の状況から、これは F層がらみのスキャッタの可能性が・・

*9 しかし、昼のEsも夕方のScも RUN(CQ)/S&Pの配分をミスった気もしている。CQにウエイトを置いたのだけれど・・

*10 某群馬のクラブ局を呼んでみたが ??が返るのみでどうしても取ってもらえず、信号はジワジワ弱くなっていくばかりで 結局あきらめた。

*11 しかし、移動してたとしても 100qsoはできなかっただろう。北東北での ALL JAは だいたい こんなもんである。

*12 今回は とにかく聞こえなかったし、なんぼも呼べんかった・・

*13 フェイドアウト間際になって 同相の方が強くなる傾向。

*14 打ち上げ角切替システムというよりも、NULL補償システムというべきなのかもしれぬ。

*15 コンテストの最中に んなことやってるからスコア伸びないのである・・ そーいうヤツなんです・・

*16 現在、移相ラインは Upper側に挿入されている。

*17 今回 サウンドファイルとしては残せなかったけど、了解度 5のSSB信号が ホントに カスッカスになるという局面もあった。

*18 しかしながら、このシステムは 国内Esの一部には確かに有効であるものの、DX通信に有効であるという証左は 現在のところ 認められない。

Tada/JA7KPI : 2022年04月23日(土)

execution time : 0.022 sec
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