無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
ALL JA コンテスト 2022 (2022/8/1 19:03:35)
第64回 ALL JAコンテスト。
昨年は なんとか お泊まり移動運用で QRVできたが、今年は
そう上手く事が運ぶわけもなく 再び 自宅シャックからの 参戦となった。
オールJA じゃなく ALL JA が 正式なのね。(^^;)
さておき、ここ数日は 来季に向けた 1.8MHz用のラジアルをいじっていて、このコンテストも 1.8で出るか
自称メインバンドの 50で出るか直前まで迷った。しかし、FD~全市全郡と
160mは連続で出たし、某VTE局のガチ参戦しない表明もあったので 今年も X50でQRVすることに。 *1
*2
Rigのパワーを 100Wに設定し、21時 コンテスト開始。
SSBでRUNしようとしたら、いきなり 調布のクラブ局が CQ。ビックリして一瞬遅れて呼んだら、キロパパインディア? と きたので JA7JA7KPIと返したら・・ き・消えてしもうた。こと座MSの残滓か それとも 飛行機散乱か・・ それっきりで、このクラブ局を聞くことは二度と無かったそうな・・(^^;) *3
その後は まったく他エリア聞こえず *4 、4局交信しただけで 日付を跨ぎ、00:45にアキラメ。
先が思いやられる・・んだけど、こと座MS追って早起きしてたので あっという間に寝↓・・
04:20起床。
しかし、ほぼ聞こえない *5 。あろうことか 07時台まで
ボウズが続く。これだけ聞こえないのも珍しい。
11時過ぎて 12局しかできてない。非移動の最低記録更新が頭をよぎる。 *6
CONDXが動いたのは ちょうど お昼から。
Esである。しかし 爆発とまではいかない。おとなしすぎる。
CQとS&P併用。メインは 5&6エリア、4エリアも 1局だけできたが、局数ぜんぜん伸びず。13:30前には Es消滅。 *7
再び 何も聞こえなくなり、早めの晩飯買出しにスーパーへ。シャックに戻ってもCONDXに変化は見られず、半ば諦めの境地で お袋の散歩に付き合うことに・・
16時にシャック復帰したら、なんと! スキャッタが出ている! MY GOD!! *8
再び CQとS&P併用作戦に没頭 *9 。しかし ノイズも多い。呼ばれるが かなり弱い局が多い。こんなに弱いのに よくできるものだ。とれなかった局も。ごめんなさい。
しかし、それも 18時を過ぎると 本当のカスカスに落ち込んでしまう。 *10
晩飯の支度等でシャック離脱。ちょこちょこシャックに戻ってみたが、家事の問題もあり、18時~20時台もボウズに終わってしまった。
<タイムチャート> | 21 22 23 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17|合計 ----+---------------------------------------------------------------+---- 50| 3 - 1 - - - - - - - 2 2 3 1 2 12 6 1 - 16 11| 60 ----+---------------------------------------------------------------+---- 累計| 4 4 4 8 14 33 60|
<時間ごとの取得マルチプライヤー> [50 MHz] [21] 04 06 [07] 05 14 [08] 07 [09] 02 [11] 10 [12] 43 44 38 45 42 33 36 [13] 40 39 41 [14] 12 [16] 09 25 26 11 13 16 15 03 [17] 47 35 19 08
お昼の Esと 夕方のスキャッタで なんとか最低記録は免れ・・ てゆうか、局数もマルチも ALL JAにおける非移動での最高を記録した。 *11
<時間およびエリアごとの交信局数> (括弧内は電信の内数) [50 MHz] 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 合計 累積 [21] - - - - - - 3(2) - - - 3(2) 3(2) [23] - - - - - - 1(1) - - - 1(1) 4(3) [07] 1(1) - - - - - 1 - - - 2(1) 6(4) [08] - - - - - - 2(1) - - - 2(1) 8(5) [09] - - - - - - 3(2) - - - 3(2) 11(7) [10] - - - - - - 1(1) - - - 1(1) 12(8) [11] 1(1) - - - - - 1 - - - 2(1) 14(9) [12] - - - 1 3(1) 8(5) - - - - 12(6) 26(15) [13] - - - - 2(2) 4(4) - - - - 6(6) 32(21) [14] 1(1) - - - - - - - - - 1(1) 33(22) [16] 8(8) - 2(2) - - 1(1) 4(4) - - 1(1) 16(16) 49(38) [17] 3(2) 1(1) 2(2) 1(1) - 2(2) 1(1) - - 1(1) 11(10) 60(48) Total 14 1 4 2 5 15 17 - - 2 60 (13) (1) (4) (1) (3) (12) (12) (2) (48)
<マルチマップ> 11111111111111 000000000111110000000011111111112222222222333333333344444444445 123456789012342345678901234567890123456789012345678901234567890 50..............***************..*.....**......*.**.********.*...
今年は 8エリア北海道と 9エリア北陸とは できなかった。また、2エリアは岐阜のみ、3エリアは 大阪和歌山、4エリアも 山口広島だけ と 低調に終わったのが残念。
しかし・・ 非移動での自己最高記録なんだから、ま いっか。(^^;)
年 | 移動地 標高 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | QSO | Multi | Score | Rank |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020 | Fixed 7m | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 18 | 1 | 0 | 0 | 30 | 12 | 360 | 東北2位 |
2019 | Fixed 7m | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 14 | 0 | 1 | 2 | 22 | 11 | 242 | 東北2位 |
2018 | Fixed 7m | 5 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 12 | 1 | 0 | 0 | 20 | 11 | 220 | 東北2位 |
2017 | Fixed 7m | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 7 | 0 | 0 | 1 | 14 | 10 | 140 | 東北3位 |
2016 | Fixed 7m | 9 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 19 | 0 | 0 | 2 | 31 | 12 | 372 | 東北5位 |
2015 | Fixed 7m | 16 | 3 | 0 | 2 | 2 | 1 | 25 | 1 | 0 | 0 | 50 | 19 | 950 | ☆東北2位 |
さてさて、恒例(?) 今回の なんぼ呼んでもダ SWLレポート *12
JA1ZGP JR8VSE JH1YAK
このほかにコール確認できた局は全部交信できたものと・・(^^;)
そうそう、お昼のEsだが、当方は ほぼ 逆相スタックでの交信となった。
普通、逆相スタックが有効なのは だいたい 3エリアよりも近場の局なのだが、今回は 5&6エリアでも逆相が有効であった。 *13
あくまでもシミュレーション値だが、MMANAで計算した 同相と逆相の垂直面指向性比較図である。
同相では 約14度あたりに指向性の NULLがあるが、同じ角度での逆相ゲインは プラス約10dBだ。これだと 同相でカスカスあるいは聞こえないのが逆相で充分聞こえる あるいは強力! ということになっても不思議ではない。 *14
もちろん 実際の大地は完全平面ではなく 地形や建物等による凸凹があるため NULLも あまり深くはならないかもしれないのだが・・
いちおう、Esで聞こえている九州局を聞きながら スタックの同相/逆相を切り換えてみたのが次のファイルである。
- スタック同相/逆相切替比較サウンドファイル
- 22042401b.mp3 *15
それなりの効果が認められると思う。2015年にこのシステムを 構築した際 *16 に 『同相無感 逆相 S9』 なんて書き・・ 最近 読み返して ほんまかいな・・ なんて思ったけど (^^;) ほんまでんがな。 *17 *18
2022.8.1 追記 :
LCR では コールサイン受信ミス 2局、うち 1局がマルチにも響いて 58局×29マルチ で X50M 東北2位。
さらなる修行が必要なことは いうまでもない・・
Comments(4)
*1 ちなみに、X50に決めたのは 開始 10分前である。どんじゃらな奴・・
*2 えっ!? どんじゃら って使いませんか? 極局地的な方言??
*3 聞こえたら すぐに呼べ。呼ばれたら一発でコールサイン取れ。特に 6mでは。・・ってことでしょうな。
*4 VK4RHT/bは 23時過ぎて良好に入感しており、スキャッタに期待したがダメだった。
*5 なんか聞こえてるが カスカス過ぎて 断片つなぎ合わせてもコールサイン取れない。辛抱して聞き続けても 浮いてくる気配がまったく無い。
*6 7エリア管内の 通常参加局減少傾向継続中。コンテスト開始時にCONDX悪いと よけいダメね。
*7 某有名北海道局もバックスキャッタで聞こえた。ダイレクトでは聞こえず。さすがに呼び負けるのであきらめた。
*8 ALL JAでは この手のスキャッタは初体験であった。移動のときは 17時頃には撤収開始してたし・・(^^;) 昨今の状況から、これは F層がらみのスキャッタの可能性が・・
*9 しかし、昼のEsも夕方のScも RUN(CQ)/S&Pの配分をミスった気もしている。CQにウエイトを置いたのだけれど・・
*10 某群馬のクラブ局を呼んでみたが ??が返るのみでどうしても取ってもらえず、信号はジワジワ弱くなっていくばかりで 結局あきらめた。
*11 しかし、移動してたとしても 100qsoはできなかっただろう。北東北での ALL JAは だいたい こんなもんである。
*12 今回は とにかく聞こえなかったし、なんぼも呼べんかった・・
*13 フェイドアウト間際になって 同相の方が強くなる傾向。
*14 打ち上げ角切替システムというよりも、NULL補償システムというべきなのかもしれぬ。
*15 コンテストの最中に んなことやってるからスコア伸びないのである・・ そーいうヤツなんです・・
*16 現在、移相ラインは Upper側に挿入されている。
*17 今回 サウンドファイルとしては残せなかったけど、了解度 5のSSB信号が ホントに カスッカスになるという局面もあった。
*18 しかしながら、このシステムは 国内Esの一部には確かに有効であるものの、DX通信に有効であるという証左は 現在のところ 認められない。