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【ハムフェア2022】<8月20日(土)午前10時に発表>アイコムの公式Twitterが“謎”の新製品発表予告を掲載 (2022/8/2 0:00:42)
アイコム株式会社の公式Twitterアカウントは、2022年8月20日の午前10時(日本時間)から、「ハムフェア2022」の同社ブースおよび大手動画配信サイトのYouTubeで、“新製品に関するプロモーションビデオ”を同時公開することを8月1日に発表した。これが同社が開発中の2.4/5.6GHz帯トランシーバー「SHF-P1」の正式発表を意味するのか、あるいは別の機種の発表なのか現時点では判明していない。Twitterで公開された画像には「You’ll be Very surprised.」(あなたはきっと、とても驚くでしょう)というキャッチフレーズが書かれている。
8月1日にアイコム公式Twitterアカウント(@Icom_Inc_Japan)が告知した内容
アイコムの告知が何を意味するのか、公式Twitterアカウントで公開された画像を(勝手に)分析してみよう。
アイコムの公式Twitterアカウントで公開された画像。無線機の両側面と思われるものと「You’ll be Very surprised.」の文字。よく見るとVeryの“V”が太く強調されている
まず気になるのは「You’ll be Very
surprised.」の“V”の文字が太く強調されている点だ。発表される内容のヒントが隠されているのかもしれない。
そして画像内には無線機の側面と思われる写真が2枚(左側面、右側面)掲載されている。一見すると同社のHF~430MHz帯ポータブル機「IC-705」に似ているが、並んでいる端子類がまったく異なっている。また防滴用のゴムカバーも取り付けられてないようだ。
公開された画像から、無線機の両側面と思われる部分を回転して拡大。さらに画像処理で見やすくしてみた。アンテナ端子はないが「AV-IN」「AV-OUT」「SEND」という端子が確認できる
公開された画像を拡大・回転し画像加工で見やすくしてみると、左側面はフロントパネルに近い側に「ELEC-KEY」「EXT-SP」「MIC-SP」、奥側に「AV-IN」「AV-OUT」「SEND」という端子があることが読み取れる。
また右側面はUSB Type-Cと思われる端子のほか、「SD CARD」端子(micro
SDではないようだ)と「LAN」端子が確認できる。しかしIC-705ならここにあるはずのアンテナ端子(BNC)は見当たらなかった。
「AV-IN」「AV-OUT」という端子があることや、「You’ll be Very surprised.」の“V”の文字が太く強調されていることから、アマチュアバンドで「ビデオ通信」(デジタルATV?)が行えるトランシーバーなのかもしれない。フロントパネルの液晶ディスプレイに映像が表示できたら楽しそうだ。仮にこれが2.4/5.6GHz帯トランシーバー「SHF-P1」に関する発表だったとしても、SSB/CW/FM/D-STAR(DD/DV)に加えて本格的なビデオ通信が楽しめるなら、大きな話題となることだろう。
8月20日、「ハムフェア2022」初日のアイコムブースと、同社のYouTubeチャンネルでの発表を楽しみにしておきたい。
●関連リンク:
・You’ll be Very surprised(8月1日 アイコムTwitterアカウント)
・アイコムTwitterアカウント
・アイコム株式会社 公式YouTubeチャンネル
・アイコムホームページ