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feed 泉ヶ岳 8/6 (2022/8/7 9:58:28)

 

 

 どの山に登るのか、無計画なので前日か当日に決めることになります。天候を考えると、いつも悩ましいです。東西南北、おおむねどちら方向の天候が良いのか(空間軸)、これから時間と共に良くなるのか悪化に向かうのか(時間軸)、どの程度の高さがあれば雲を突き抜けて晴れてくれるのか(高度軸)。これら3つの要素で考えるのですが、当てが外れるのはいつものことです。当日の朝、気象庁のライブカメラで山頂付近が晴れていることを確認して登っても、実際はガスがかかって何も見えずということもあります。もちろん逆もあり、万事がこんな調子です。

 

 昨朝、下界は曇天。ライブカメラでは蔵王お釜周辺は晴れており、雲海の中に標高1200m前後の山々が島のように見えていました。これなら標高1172mの泉ヶ岳も山頂部は晴れてくれるのでは? 期待半分で登ってみました。

 

 いつものとおり地下鉄泉中央駅前から始発バスに乗車。10人ほどの登山者が自然ふれあい館前で下車。スキー場あたりまでは見えていますが、その先はガスがかかっているようです。

 

 水神コースから入山。水神平を過ぎると登山道が少し濡れており、湿った感じのガス帯に突入。大岩を通過、賽の河原あたりまでくるといくぶん薄くなってきました。登山口から90分ほどで山頂着。ガスが切れ、上空には青空が・・・。ただ、雲を突き抜けるかどうかの瀬戸際という感じで、眺望は何も得られません。山頂から西に進んだいつもの定位置で無線をしながら様子を見ることにしました。

水神コース

賽の河原付近

山頂

 

 今回もFTM10SとJ型アンテナ(145MHz)。土曜日ということでダンプの不法局があちこち出没していて周波数チェックをかけても「使ってます」。なんとか空きを見つけてCQを出し数局交信するといつの間にか混信がからんでくる。その繰り返しで何度か周波数を変更しながら1時間ほど運用、県内のほか岩手、山形、福島の9局に交信いただきました。

 

 そうこうしているうちに、ガスがみるみる消え北泉ヶ岳と船形山が姿を見せてくれました。急ぎ撤収。見晴らしの良いガレ場に移動したところ、休憩中の方々が歓声をあげていました。足元から続く見渡す限りの雲海。そこに蔵王、雁戸山、大東岳などの山々。何度となく登っている泉ヶ岳ですが、これほどの雲海に出会えたのは初めてでしばし見とれてしまいました。

 

 やはり山は登ってみなければわかりません。登った結果、良いこともあれば悪いこともある、極めてまれにとても良いこともある、そういうことだろうと思います。無線運用も似たところがあるかな、と思った次第です。

 

 

 

 

 

 


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