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桑沼ー北泉ヶ岳―スプリングバレー登山口 8/11 (2022/8/12 10:31:14)
相変わらず天候不安定、空気もどんよりして眺望も期待できそうになし、ということで、泉ヶ岳スプリングバレーバス停を起点に、地味なルートを歩いてみることにしました。祝日なので市バスは自然ふれあい館の先、スプリングバレースキー場まで延長されます。登山者5~6名が乗車しましたが、自分以外は自然ふれあい館前で下車。今回も終点まで貸し切り状態となりました。
スプリングバレースキー場から西に3~4キロのところに「桑沼」があります。このあたりでは大きな沼で、ブナの森に静かな湖面を湛えて、紅葉の時期に訪れる人は多いようです。自分も車で何度か行ったことがあります。今回は桑沼から北泉ヶ岳に登り、スプリングバレースキー場に戻る周回ルートを歩くことにしました。
まずはバス停から続く車道を歩き桑沼へ。舗装されているのはバス停から数百メートルで、その後は砂利の林道となり、緩い登りが続きます。峠のピークを過ぎると下りに転じ、特段面白みのない道が延々と続く中、トレランの数人が追い抜いていきました。
桑沼へ向けて歩く
車道途中より レストハウスとアララギ山
約1時間の林道歩きで「船形山桑沼入山口」に到着。入ってすぐ左手に桑沼が見えてきました。以前は桑沼遊歩道の先から尾根に取り付く細道があったのですが、藪と化しているようです。遊歩道には入らず、林道を進み10分ほどで登山口。
船形山桑沼入山口(林道分岐)
桑沼
20分ほどの急登で大倉山分岐。大倉山、氾濫原を散策する方も多いようですが今回はパス。なにしろ蒸し暑さは半端ありません。風もなし。北泉ヶ岳に続く歩きやすい道をしばらく登ると、途中、桑沼の展望地があり、全景が見えていました。
登山口
登山口からの急登
大倉山分岐 北泉ヶ岳へ
桑沼展望地より
船形山縦走路分岐を経て、少し急になってきたかな、と思ったら、北泉ヶ岳山頂でした。バス停から2時間30分ほど。標高1253.1m。低木が茂って眺望なし。ここで無線運用とも考えたのですが、狭い山頂で登山者数人が登ってくる気配もあり、やめておきました。
船形山縦走路分岐
北泉ヶ岳山頂
この後は勝手知ったルート。三叉路まで下り、そこから泉ヶ岳方向に向かい、鞍部の「くまざさ平」からスプリングバレースキー場に下山。
ゲレンデ上部 下山口付近
帰りのバス時刻に少し時間的余裕がありそうということで、下山口のゲレンデ最上部にて短時間、無線運用しました(145MHz)。標高920m付近。VFOをメインに合わせると、ちょうど栗原市固定局のCQが聞こえてきました。59-59。北斜面なので通りが良いようです。交信後、下の周波数でCQを出してみましたが、チェックを入れたにもかかわらず不法局が出没。急にやる気がなくなり、時間もないので終了としました。
夏休みでゲレンデは展望広場もアトラクション広場も親子連れでにぎわっていました。そのような楽し気な場所は苦手なので、近づきたくないのですが、林道出口のゲレンデ脇に前回はなかった「トレラン・トレッキングコース」の標識があり、それに沿って下ると、アトラクション広場を通って外に出るようになっていました。汗まみれでくたびれ果てた自分は場違いなだけ。歩き始めから約4時間でバス停着。
ゲレンデ上部 展望広場
ゲレンデ中腹からいったん林道へ
林道出口付近
暑い時期に歩くにはきついルートでした。体調も良いとは言えず、かなりバテてしまい、最後は惰性で歩いていた感じです。ただ、バス停を起点に周回でき、おおよその時間がわかったのは収穫でした。晩秋のころにでもまた歩いてみようかと思います。