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feed <“備え付け義務”はなくなったけれど…>JARL編「アマチュア局用 電波法令抄録2022/2023年版」発売 (2022/8/15 10:00:07)

CQ出版社は、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)編による「アマチュア局用電波法令抄録 2022/2023年版」を2022年8月30日に発売する。電波法やアマチュア無線運用のための関連条文、告示を網羅。A5サイズで208ページ、価格は1,650円(税込み)。

 

 

「アマチュア局用電波法令抄録 2022/2023年版」表紙

 

 

 アマチュア無線局に備え付けを要するものとして「時計、業務日誌、無線検査簿、電波法令集または抄録」が規定されていたのは過去の話。時計と業務日誌は1992年末の告示、無線検査簿は2009年7月の告示、電波法令集または抄録は2009年7月の省令改正で、それぞれアマチュア局は備え付けが省略できるようになった。

 

 とはいえ、最新の電波法令抄録を手元に置いておけば、いま有効なアマチュア無線関係の法令や告示をすぐチェックできるので便利であることは間違いない。今回発行の同書には2022年6月30日官報掲載までの改正をまとめている。

 

「アマチュア局用電波法令抄録」の新刊は、毎年春(2~3月)に発行される場合と12月に発行される場合が多い。ここ6年間で見てみると「2014/2015年版」「2015/2016年版」「2019/2020年版」は2~3月、「2017年版」「2018/2019年版」「2020/2021年版」は12月、そして今回の「2022/2023年版」は珍しく8月末の刊行だ。

 

・「2014/2015年版」→2014年2月刊行
・「2015/2016年版」→2015年2月刊行
・「2017年版」→2016年12月刊行
・「2018/2019年版」→2017年12月刊行
・「2019/2020年版」→2019年3月刊行
・「2020/2021年版」→2019年12月刊行
・「2022/2023年版」→2022年8月刊行

 

 CQ出版社は「アマチュア局用電波法令抄録 2022/2023年版」について、「自動車の運転と同様に、無線局の運用には法令の理解が欠かせません。そのためアマチュア局には、最新の「電波関係法令集」を備え付けておくことをお勧めします。すべての法令を網羅している電波法令集は、とてもぶ厚く、アマチュア局には関係ない部分も多くあります。『アマチュア局用電波法令抄録2020/2021年版』は、アマチュア局を運用するために必要な法令だけを、過不足なくまとめています。また法令の前後の関係もよくわかるので、アマチュア無線技士国家試験を受験される方の参考書としても必携の書といえるでしょう」「法令の前後の関係もよくわかるので、アマチュア無線技士国家試験を受験される方の参考書としても、必携の書といえるでしょう」と説明している。

 

<掲載内容>

 

●電波法

 

●電波法施行令

 

●電波法関係手数料令

 

●電波法施行規則

 

●無線局(基幹放送局を除く)の開設の根本的基準

 

●無線局免許手続規則

 

●無線従事者規則

 

●無線局運用規則

 

●無線設備規則

 

●特定無線設備の技術基準適合証明等に関する規則

 

●登録検査等事業者等規則

 

●アマチユア局関係告示
・アマチュア局が動作することを許される周波数帯
・アマチュア局の無線設備の占有周波数帯幅の許容値
・簡易な免許手続を行うことのできる無線局
・許可を要しない工事設計の軽微な事項
・免許を要しない無線局の用途並びに電波の型式及び周波数
・工事設計書の記載の一部を省略することができる適合表示無線設備
・臨時に開設するアマチュア局の無線設備の操作を行う場合
・金銭上の利益のためでなく、もっぱら個人的な無線技術の興味によって行う総務大臣が別に告示する業務
・アマチュア局の無線設備をその操作ができる資格を有する無線従事者以外の者が行う場合の条件
・アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別
・免許人又は登録人以外の者が行う無線局の運用を、当該免許人がする無線局の運用とする場合
・アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号
・通信方法の特例
・アマチュア局の送信設備から発射される電波の特性周波数の測定を行うための装置
・時計,業務書類の省略等
・外国のアマチュア無線技士の資格、操作の範囲、操作を行おうとする場合の条件
・無線設備の設置場所の変更検査を受けることを要しないアマチユア局
・アマチュア局に対する広報を送信する無線局の運用
・自国のアマチュア局と他国のアマチュア局との無線通信を禁止している国等
・申請又は届出を電子申請等により行う場合において、電磁的記録を送信することにより提出することができない書類等
・無線設備の空中線電力の測定及び算出方法
・総務大臣が定める無線設備
・人体が電波に不均一にばく露される場合その他 総務大臣が不合理であると認める場合の電波の強度の値を定める件
・無線設備から発射される電波の強度の算出方法及び測定方法
・無線局免許申請書等に添付する無線局事項書及び工事設計書の各欄に記載するためのコード表

 

●参考:国際電気通信連合憲章・無線通信規則(抜粋)

 

 

 発行部数の関係から一般書店での購入は難しいことがあるかもしれない。下記Amazonリンクからの購入をお勧めしたい。

 

 

 

 

 

●関連リンク: アマチュア局用 電波法令抄録 2022/2023年版(CQ出版社Web Shop)

 

 

 


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