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feed 430MHz8エレ ヤギウダ性能測定2 (2022/8/15 12:12:23)
一応完成した430MHz 8エレ ヤギウダアンテナですが、実際に設置しての使用となるとその設置方法によって性能への影響が考えられます。
すべての設置方法を想定することは難しいのですが、一般的に考えられる方法を想定して、ここではVSWRへの影響がどうなるかを比較してみました。
(当然指向性パターンへの影響もあると想定されますが、VSWRへの影響を抑えれば影響は少ないだろうと判断しています)
今回は、10パターンを測定しました。写真の右側の数値が、
430.02MHz 432.98MHz 438.98MHz VSWRminiの時の周波数/VSWR です。

VSWRが極端に悪くなるケースはありませんでしたが、共振点の移動が見られるケースもあり、以下の推奨取付が好ましいと思われます。

結論:樹脂製水平ブームを使用してケーブルはブームから離すことを推奨
NGケース:金属ポールへの直接垂直取付は、共振点への影響を含め推奨されない
※ 樹脂製の水平ブームを使用した場合、メインのポールが金属であってもその影響は軽微である。
  水平ブームでの金属ポールとアンテナの距離は、今回約40cmで測定。
  金属製の水平ブームでの測定は実施しなかったので影響は不明。
  ポールに直接垂直取付をする場合、ポールは樹脂製を使用し、ケーブルはポールから離す方が良い。
  ②がこのケースですが、共振点が低い位置になっています。(2共振点の可能性もあり影響は不明)

① ファイバーポール 直接垂直取付 ケーブルはポールに沿わせる
IMG_1625.JPG  1.15 1.35 1.25 430.18/1.15

② ファイバーポール 直接垂直取付 ケーブルはポールから離す
IMG_1626.JPG  1.2 1.1 1.45 430.14/1.1

③ アルミポール 直接垂直取付 ケーブルはポールから離す
IMG_1627.JPG  1.1 1.45 1.3 430.02/1.1

④ アルミポール 直接垂直取付 ケーブルはポールに沿わせる
IMG_1628.JPG  1.1 1.3 1.3 436.6/1.2
 
⑤ アルミポール 直接水平取付 ケーブルはそのまま垂らす
IMG_1629.JPG  1.2 1.15 1.45 433.5/1.15

⑥ アルミポール 直接水平取付 ケーブルはポールに沿わす
IMG_1630.JPG  1.2 1.15 1.45 433.2/1.15

⑦ ファイバーポール 直接水平取付 ケーブルはポールに沿わす
IMG_1631.JPG  1.2 1.15 1.45 433.18/1.15

⑧ アルミポール 水平ブーム使用垂直取付 ケーブルはブームから離す
IMG_1632.JPG  1.25 1.1 1.5 433.16/1.1

⑨ アルミポール 水平ブーム使用垂直取付 ケーブルはブームに沿わす
IMG_1633.JPG  1.2 1.1 1.5 433.10/1.1

⑩ ファイバーポール 水平ブーム使用垂直取付 ケーブルはブームから離す
IMG_1634.JPG  1.2 1.1 1.5 433.10/1.1



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