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MODEL 1200FXローテーターその17 (2022/8/16 1:15:09)
事後になりますが、CNC切削マシーンの設置後、EAGLE CAD
での基板切削用の準備が出来て、CANDLE切削専用アプリ(LINUX版)にて切削開始した記録です。
以前のPCB-GCODEのガーバーデータ作製設定の資料を残してありましたので、ガーバーデータもPCB切削用、ドリル用、基板外形切削ミル用と3つ準備出来ています。久々のCNC基板切削で、たった1つだけ失敗がありました。HEIGHTMAP使用の設定を忘れて、切削開始してしまいました。
HEIGHTMAPデータ作製はしたのですが、(☑チェック)チェックを入れ忘れてしまい、設定面の均一切削は出来ませんでしたが、幸い、切削深さは、各面の若干のミル深さの違いはありましたが、特に問題ありませんでした。HEIGHTMAPデータを使用であれば基板のどの位置も均一なミル深さに補正されて切削することが出来ます。
調子をつかむまで時間がかかるかと思っていましたが、一端切削開始後は、時々削りカスを掃除機で吸い取る程度です。基板切削時間は6パスありましたので、6時間はかかりました。ドリルは25分程、外形切削は7分程で終了でした。
CANDLE上のBOTTOM切削パターンのガーバーデータを読み込み
設定したCANDLEアプリ
切削開始後、16分経過時のガーバーデータの切削進行状態
2時間37分経過時の切削進行状態
(数回パス後でパス線が所どころ薄くなっています。)
PCB-GCODEの設定で、基板切削データ+ドリルデータ、またはそれぞれ
のデータを設定にて別途に作製する事が出来ます。今回は2回に分けて
基板切削データ+ドリルデータ(ドリルはガイド穴で0.2475mmの深さ)と
その後にドリル専用のガーバーデータで1.75mmの深さでの切削としています。
2時間37分経過時のBOTTOMパターン切削の様子
(刃は3.175平底尖刀10°*0.1を使いました。)
基板切削、ドリル穴あけ完了後、基板外形切り抜きし、ヤスリがけ
し、完成した基板
完成PCBトップビュー写真(部品面)
BOTTOM基板の不要銅パターンを削った後,フラックス(HAKKO001)を
キャップの刷毛で塗り完成です。
次回は基板に各パーツ取り付けし、動作確認までの予定です。
つづく?
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