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NB32X を上げた (2022/8/20 7:26:04)
8月18日(木)。
2020年の12月に上げた7/10/18/24のRDP(RN4MCX)を降ろして、10/18/24のHB9CV(NB32X)を上げた。
これまでの1年8か月、RDPでも結構楽しめた。特に18MHzはZBとCWが出来たりFT8ならVP2Eと出来たりしていた。7MHzでは6O、10MHzではFSやPJ5、24MHzでもHV0Aができている。しかしそれはたまたま条件が良かっただけにすぎず、パイルに苦戦したり、そもそも聞こえないことも多かった。
今はハイバンドの調子が良いので18/24のビーム化を考えたのだが、年明けにはブーベのペディションもあるし、10MHzあたりもカバーしておきたくなった。その結果行きついたのがミニマルチのNB32Xだった。7MHzは敷地の大きさの都合でビーム化はあきらめた。いざとなればタワードライブ+ATUで最低限の電波を出せるという目論見もあった。
ミニマルチに注文したアンテナが届いたのは6月半ばだったが、7月の人事異動対応や8月のイベント対応があって、ようやくお盆の休暇にアンテナを上げることができた。
8月16日に室内で組み立てを開始し、17日に屋外でブームと位相給電線の部分を組み上げた。そして18日にRDPとHB9CVの入れ替えをした。
全工程を一人でやったが、そんなことができたのもアンテナエレベータのおかげ。でもさすがに既設の3エレの上に乗せる工程は大変だった。
それにしてもHB9CVというやつはブーム上に構造物があるため、アンテナをマストの取り付ける工程で引き上げロープとブーム部分がこすれ、フェーズラインにも変な力がかかり傷をつけてしまった。絶縁用に自己融着テープを巻いておいたからよかったものの、その辺がシンプルな構造の八木と違って厄介だ。
設置後のSWRだが、10MHz、24MHzは十分低い。18MHzは底が低めにあるらしく、CWバンドでは全く問題ないが、SSBのバンドエッジでは2.0くらい。内蔵チューナでの微調整が必要そう。既設の14/21/28の3エレの方は特にSWRに変化はなかった。
さて試し打ちと行きたいところだが、SSNは90近くでまあまあだが、A値が30前後となっていて若干お空は荒れ模様。18日現在では夕方のEU方面が2.3局できた程度で、まだ感触はよくわからない。