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link jl7gmnのblog jl7gmnのblog (2024/3/11 19:35:35)

feed MODEL 1200FXローテーターその21 (2022/8/20 17:51:32)
色々と操作の確認をしていて、とても重要な問題に気づきました。前回に行なったスケッチでTFT液晶表示のフォントサイズの変更を行なった事による問題です。TFT液晶表示の為、スマフォとLogger32の切り替えを明確化するためにモード選択SWの判定ルーチンを新たに追加しました。(追加前もモード選択SWのルーチンは既にあったのですが、別のルーチンとして動作で使いませんでした。)このスケッチによる変更修正による表示動作に関しては特に問題ありません。
問題の内容を説明します。この変更修正前のルーチンでの動作では、スマフォのUDP通信モードに於いてもLogger32のDX Spots map上のインジケータが連動動作していました。いわるるノイマン型でスケッチしていましたので、シリアル通信でのLogger32へのローテーターの現状角度データ送出もスマフォ選択時にも行われるスケッチでした。しかし、TFT液晶スケッチ変更修正(新たにTFT液晶表示の為のSWの検出分岐)によりスマフォモード選択時はスマフォモードの処理のみ、Logger32の選択モードではLogger32の処理のみとして動作する状態に変えてしまいました。ついついTFT液晶表示のみを考えてしまったスケッチにしたことにより、新たに問題を自ら作りだしていました。スマフォモード選択時のLogger32へのデータ送出がされない状態にした事です。スケッチ変更修正後でのスマフォ選択時動作はLogger32のDX Spots mapの現在インジケータ指示は動かず停止したままの状態となってしまったのです。この状態で発生する問題があります。スマフォ選択モードとLogger32のモードを切り替えた時の角度の違いによる問題です。簡単に説明すると、Logger32からスマフォ選択に切り替えた時に、スマフォの最終UDPコマンドとLogger32の最終設定角度(マウスによる角度設定赤のライン)が違っていると切り替えた瞬間にローテーターがスマフォ設定角度に動いてしまう現象が起きてしまいます。この現象を避ける為にもスマフォ選択時もLogger32のDX Spots mapも連動していることが必要です。つまり最終のLogger32の現在位置(マウスで赤ラインでクリック設定した角度)をモード切り替えSWでスマフォ選択する前に、予めLogger32の角度と同じ角度をスマフォのUDPコマンドボタンで押して設定角度を同じにすることができれば問題は発生しません。

Logger32の最終設定角度(マウスによる赤ラインでのクリック設定)

予めLogger32のDX Spots mapのマウスでの赤ラインの角度にスマフォ
設定に切り替える前にUDP通信でM180のコマンドを送付設定したあと
で切り替えた時のTFT液晶表示。
切り替え時の設定角度差が2°、3°度位の時の即収束動作するケース以外は、同じ設定角度(0°、±1°以内)になるので、全く動くことはありません。
切り替えをスマフォ選択時からLogger32選択時への切り替え時も全く同じです。スマフォの設定角度表示されている値に、Logger32のDX Spots map上の同じ角度を赤ラインで合わせマウスでクリックすることで、同様に設定角度を同じにする事が出来ます。ラフにクリックでも問題ありません。(同じ角度になる操作を実際に確認してみると、±1°より大きな数°の角度違いは、即収束動作してくれるので、問題はないようです。)

スマフォ設定時にUDPで180°設定にしておきLogger32のDX Spots map
上でマウスで赤ライン180°クリックしてからモードSWを切り替えた時
の値です。
(クリック誤差による±1°差は問題無く動きません。仕様です。)
1200FXの指示によりリモート端子から出ている電圧が元の角度情報
源です。
この問題に対してのスケッチで行う対策としては、モード切り替えSWの新たに追加した判断ルーチンは削除し、スマフォのUDPモード選択時もLogger32からの周期的に送られるタイマーコマンド”C”に対して現在のローテーター角度データを返送するスケッチに戻します。TFTの表示だけは既存のモードSWスケッチルーチンがあるので、表示が問題時と同じになるようにスケッチを再検討し修正します。

既に修正実施して、表示も前と同じ表示をするようになりました。今の所は問題なく動作してくれています。その他、外部SW(プリセット、+15°UP、-15°DOWN、+1°UP、-1°DOWN、がたくさんあるので、これらのSW操作でのTFT表示についてのデバッグも行う予定でいます。

実際に使って動かし、デバッグ確認しながら改善修正のコーディングする事は毎回必要な状態が起きていますが、1回で上手くいった時のコーディングより、スケッチのルーチンの構成の勉強にはなります。

つづく?



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