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NCB-770/チャンネル拡張とメモリ書き換え機能 (2022/8/20 18:20:44)
今日から3年ぶりとなるハムフェアが始まっています。
感染対策しているとは言え、流行病に罹患するわけにもいきませんので残念ながら自粛です。
その代わり、高校野球の準決勝があるじゃないか!
注目はもちろん第一試合。
本音を言えば、決勝戦で”東北対決”となって欲しかったのですが・・・。
東北人独特なのかもしれませんが、「出身県に関わらず、東北6県均等に応援する」。そんな気持ちがあると思います。
今年の”地元・仙台育英”は安定しているとは言え、2回表の猛攻以降、聖光学院を応援している自分が居たのは、高校野球ならではなのかもしれません。
何れにせよ、 「優勝旗の白河の関越え」 を楽しみにしたいと思います。
■VFO周りの改良
さて本題。
ICB-770の新技適化へ向けた開発は進んでおり、前回積み残しとなっていたチャンネル拡張と、拡張チャンネルの書き換え機能の実装を行いました。
(1)チャンネル拡張
当たり前ですがノーマルは8chですが、これを2階建てにし16chにします。
無論、拡張された2Fは送信禁止の受信専用です。
表示は”2F(受信専用)であること”が わかりやすいように数字では無く、アルファベット表示になります。
(2)拡張チャンネルの書き換え機能
一般的に拡張したチャンネルの周波数は固定で書き換え不可とするのが簡単ですが、今回は
・デフォルトでは、一般的に聞かれているであろう27.005MHzや28.305MHz、28.950MHz等々をプリセット。
・地域性のある周波数を設定したい時には、上書き変更が可能
にしています。
しかも、「ぐちゃぐちゃにしてしまった」、「デフォルトの周波数に全部戻したい」、そんな時には、プリセットされた周波数に戻せるコマンドも用意します。
設定する時にはLCDがあるとすごく楽ではあるのですが、ご存知の通り「ICB-770は7segが1桁だけ」です。
安易にLCDを実装してしまうと
・見た目が変わってしまう
・電池持ちが悪くなる
・ノイズがどうしても出てしまいがち
になってしまいます。
ですので、LCDは実装せず、これを上手く順繰りに表示し、可変したい桁の数字をロータリーエンコーダーで変更させ、最終的には上書きするようになります。
*この書き換え方法は、とちぎOS36局のナイスアイディアで、実際にやってみるとなかなか面白いです。
今はソフトデバッグの兼ね合いでモジュールがありますが、最終的にはArduino xiaoで回すことを考えており、かなり小型化出来ると思います。
■デモ機の目標
今の状態ではいまいちピンと来ないと思います。
ローカル局等からもフィードバックをもらう予定をしており、「とりあえず動く状態までのデモ機組み上げを、シルバーウィーク辺りを狙っていこう」と、栃技研では計画しております。
但し、あくまでも計画ですので・・・
しかも、とちぎOS36局の仕事が また早い・・・。
気持ち的には煽られ気味かも(笑)
■今日の思いつき
アンテナ系の損失低減の工夫は入れ込む予定ですが、SR-01の様に「ローディングコイルの外出し」が出来ないか?と考えてます(実際にはあまり効果は出ない思いますが・・・)
3Dプリンタがあるので、材料選択は考慮しなければいけませんが、やってやれないことは無いような。
何れにせよ、外出し効果は簡易実験か解析でも確認してみたい所です。