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link ZCR/bLOG ZCR/bLOG (2024/11/24 17:35:26)

feed ペルセウスMS (2022/8/24 23:15:27)

ペルセウス座の MS ( メテオ スキャッタ ) 、今年も144MHzで参戦。

実は ペルセウス座流星群の144MHz *1 では 一度もQSO成功したことがない。できたのは 冬の ふたご座としぶんぎ座だけ。今年もボウズで終わるのか??

・・と つぶやいてみたが、そのとおり 今年もゼロ交信で終わってしまった。

8月12日の21時頃~8月15日の朝08時過ぎまでのQRVであった。

受信できた局・・ *2

 JA0MRW JE3RMQ JR5JEU
RN0JJ

JR5JEU と RN0JJは 両局とも 10回以上デコードできているが、完全なQSOには至らなかった。JA0MRWは ちょっと近すぎるかもしれないので 飛行機散乱 ( エアクラフト スキャッタ ) の可能性もある。

このほかに 今年は 複数の海外局からも参戦表明があったものの、受信はできなかった。TU guys!

  R0CQ UA0LW R0DX BG2KAJ BG5UZW BG7XWF

流星群の活動としては、13日00時頃に ZHR>50 *3 、15日00時過ぎに ZHR<50となったようだ。ピークは13日のお昼前後であったとみられるが、QRV局は 多くはなかったものと思われる。みなさん お墓参り? お盆だし・・(^^;)


さて、ペルセウスMSでの144MHz交信が成立しにくいのは なぜか??

うーん・・ なぜでしょう??

時季的にダクトが発生しやすく、それによる屈折のため MSのおこる地上100kmの領域まで電波が到達しにくくなっている?
無理に高角度で打ち上げられた電波は 当然ながら MS領域を突き抜けて宇宙へ・・

MS 極大 利用可能期間 MaxZHR
しぶんぎ座 1/4頃 ±1日 100 144MHzでのQSO実績あり
4月こと座 4/23頃 1日 20
みずがめ座η 5/6頃 ±4日 60
みずがめ座δ *4 7/30頃 ±6日 100
ペルセウス座 8/13頃 ±2日 100
オリオン座 10/22頃 ±2日 20
ふたご座 12/14頃 -3日+1日 150 144でロシアとのQSO実績あり

セカント法則もあるから、144でのMSは Esと同様に低仰角への放射が有効で、距離は少なくとも 1000km程度離れているべき?

もちろん流星の放射点は追跡可能だけれど、どの方向に流れるかは まったく判らない。 *5

てことは、無指向性の低打ち上げ角・・ただし あまり低すぎてもダメ? いわゆる 2段GP(コリニア)みたいなのが いいんですかね?? 無指向性だと S/N比的に心配・・


Comments(2)

*1 ペルセウス座流星群は時季的に 50MHzでは弱いEsとの区別が困難であるため 144でのQRVとしている。144.440MHz MSK144 T/R:15秒 Sh-ON

*2 このほか 秋田県内ローカルの JI7LRL JH7VTE。非MSでの受信。

*3 50MHzでは ZHR> 20でQSO可能だが、144では 50を超えないと難しい。

*4 実際は みずがめ座δとι、やぎ座などの複合群。(分離困難)

*5 あれ? もしかして 流れる方向は 関係ないのかな?


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