無線ブログ集
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全ての始まりは短波ラジオから (2022/8/30 22:17:42)
各局様、こんばんわ〜
JI2OEY ひろでございます
電子工作マガジン別冊「 令和版 新BCLマニュアル 」が発売されましたね
令和元年に発売されて今年も発売されました。
嬉しいですね〜
めでたく BCLマニュアル が発売されたということで、今回はわたしの BCL にまつわるお話と、BCLに関連する書籍のお話をしたいと思います
小学生の5年生の時
そうですね〜。
今から40年くらい前のことになります。
叔母の家に短波が受信できるラジオがあって、そのラジオで 短波 というモノに出会いました。
短波独特のノイズ、よくわからない信号、フェージングなど、今まで聴いてきた 中波 とは全く違う音が聴こえてきました。
外国の放送も聴こえてきて、わたしは一気にこの 短波 に魅了されてしまいました。
よくわからないけど 短波 って凄い
もちろん当時は、ネット環境なんて無いですし、小学5年生で一緒に 短波 を語り合う友達も見つけられず、情報源は唯一書籍でした。
最初の バイブル は山田耕嗣先生監修のこどもポケット百科「 入門BCLブック 」でした。
家族でお出かけする時、どこ行くのにも、謎かこの本を持って行ってました(笑)
これ懐かしいなぁって思われた方もみえるんじゃないでしょうか
そして、中学校に進学したひろ少年
入った委員会はもちろん放送委員会
3年生の時には委員長もしました。
運良く学校の図書館が「初歩のラジオ」「ラジオの製作」を定期購読してて、暇があったら図書館で読みあさってました。
CB無線の皆川隆行先生
BCLの牛込和則先生、山田耕嗣先生
今思えば、すごい先生達が執筆されていた雑誌ですよね〜
リアルタイムにその記事を読むことができていた事は、嬉しい限りですね
中学1年の冬にSONYのBCLラジオICF-2001を買いました。
購入の決め手は、1670.5KHz(H3E)が受信できるところでした。
ライバル機のNational RF-2600は、その周波数は受信できなかったんです。
1670.5KHzといえば、灯台放送ですよね。
このようなユーティリティ局(業務無線局)にも興味が出てきてました。
その年にアマチュア無線の資格も取得し、JI2OEY局を開局させました
中学になって、 短波 を一緒に語り合う友達ができたのです。
しかも中学1年の同学年で5人も
5人ともアマチュア無線の免許を取って開局しました。
隣の中学校の子も交えて、勉強そっちのけで毎晩のようにラグチューしてました。
そして翌年の中学2年の時に、お父さんが酔っ払った時を狙ってねだって買ってもらった無線機がICOM IC-720AS
憧れの 短波 に自分の 電波
をのせることができるようになりました。
空を見上げて
「あ〜電離層で反射してるんだなぁ」
とか思ったりしてましたね〜
このIC-720ASは、150KHzから29999KHzまで受信できるジェネラルカバレッジ受信機能が付いていました。
今ではそんなのは当たり前ですけど、当時はほとんどの無線機がアマチュアバンド専用でした。
BCL好きのわたしとしては、この無線機は必然的に選ばれたわけです。
そういえば当時は 長波 でロシアの放送局が良く聴こえてましたね。
そしてBCLの雑誌といえば、月刊「 短波 」
ネーミングも、どストライクな雑誌です
そんな少年時代を送っていたわけですが、高校受験の頃から、徐々に 短波 よりも パソコン への興味の方が強くなってしまい、JI2OEY局の閉局となってしまうのです。
そして時代は平成へ
BCLやフリーライセンス(CB無線など)のブームが若い人達の間で起こっているということで、わたしも 短波 への興味が再燃しました。
買った書籍はBCLライフ
中学生の時に欲しかったTRIO R-1000も買いました。
そしてアマチュア無線も開局当時のコールサインJI2OEYで再開しました
ずらっと並んでいる無線機は 短波 のHF機が大半です。
小学5年生の時に聴いた 短波 の音
今もその感動を味わっています
電子工作マガジン別冊「
令和版 新BCLマニュアル 」の発売
ありがとうございま〜す