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土木工事 (2022/9/6 21:01:59)
土木工事である。
なんか知らんが ホームセンタのコメリが販売してる『レンジクリーンパネル』っつーのを坪庭に埋設するのだ。処暑も過ぎたというのに 玉のような汗がボタボタと滴り落ちる。
ちなみに、レンジクリーンパネルとは、ガスレンジ等を囲う薄いアルミパネルだ。まぁ、厚いアルミフォイル・・と言い換えても良い。大きさは 50cm×90cm。
詳細は そのうち記すとして、今は 現場写真メインで失礼する。
なお、埋設の深さは 3cm~7cmといったところ。本当は『地面に敷く』のがベストなのだろうが、そうも云ってられない・・(^^;) *1
しかし・・ タワー御柱()の時にも書いたが、うちの庭からは 大昔の大火の際に焼けた当時の家の瓦礫がかなり出土する。この処理にも苦労した。
施工のほどは 概念図のとおり。
水色の長方形がレンジクリーンパネル。全部で12枚使用している。4連が2組、2連が2組である。4連 2連は、ボルト/ナットで連結 *2 。圧着端子経由でタワーのアースラインに接続した。
電磁気的には 坪庭全域に埋設するのが良いのだろうが、当方はそこまで MAD
一途になれないし、死んだ親父も許すまい。
さて、埋設土木工事完了後、NanoVNAで 1.8MHzスローパーモドキのSWR測定してみたら・・ 若干悪化していた。 *3
しかし、これは想定内の事象である。
パネル埋設により、接地抵抗の値は若干低下するはず。・・て
ことは、埋設前の給電点での測定では 20~30Ωだったので 接地抵抗が下がれば給電点インピーダンスも
さらに低下し、SWRとしては悪化するはず。 *4
マッチングセクションを追加するかどうかは また 別の ハナシだ。
*1 とにかく大地に電流を流さないためには 地表を導電性のパネルで覆うのが肝要。つまり大地をシールドするのである。
*2 ボルト/ナットを締めるとき 捻れの力でパネルが破れることがあるので注意。ワッシャは必須。
*3 3.5MHzでは ほぼ 無変化。3.5では接地アンテナとして動作していないことを示唆しているものか・・
*4 SWR<2 だし、内蔵アンテナチューナもあるし 不整合損失は気にならない。SWRは飛びには影響ないので ある程度で妥協して良い。kWerは別。