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マルチバンド ツェップ 小屋の周りに張ってみた (2022/9/19 12:12:15)
マルチバンド ツェップは40m張れれば非常に便利なアンテナです。
しかし最近の住宅事情でなかなか40mも張れません。
”家の周りに張っても大丈夫か?”という質問も来るのですが、明確なお答えはできませんでした。
幸いというか農作業小屋兼無線小屋の後ろに擁壁工事をする為、重機が入って後ろの山を削っています。
今なら車が入る・・・というのでとりあえずアンテナを張ってみました。軽四のところにポールを立てて給電部高さ3m程。
次に1本目のポールを立てました。
中央寄りの青いポールです。
2本目が電柱の右の青いポール
3本目が見えにくいのですが木(柚子の木)と小屋の間に立ってます。
3本目から最後は又軽四に戻ってきました。
高さは2m~3m位です。
小屋との間隔はこのような感じです。
シャッターの戸袋とは20㎝程、軒先との距離はほとんどありません。
見にくいですがほとんどくっついています。
1本目のポールにエレメントを取り付けた様子。
2本目、3本目の取り付け状態。
アルミのポールを使っています。
普通はこんな低く、家屋にくっつけて張ることは無いでしょうね。
20m張ってみると1本目と2本目の中間ぐらいに端部が来ました。
こんな感じです。
条件は非常に厳しいですがどのような測定結果になるか?
20m長から測定です。
20mですから7MHzからになります。
一般的なSSB200W から
7MHzの最低周波数
7MHz中間周波数
7MHz 最高周波数
14MHz
21MHz
28MHz
50MHz
意外と使えそうです。
給電部をSSB 500W に替えてみます。
7MHz最低周波数
7MHz中間周波数
7MHz最高周波数
14MHz
21MHz
28MHz
50MHz
こちらも使えそうですね。
次にエレメントを40mに交換しました。
小屋をほぼ1周して最後のステー用ロープは給電部のポールを立てている軽四のルーフキャリアにくくり付けました。
40mですから最低周波数は3.5MHzからです。
SSB200Wから測定していきます。
面倒なので説明は無しです。
次は高耐圧SSB500Wに給電部を交換して測定です。
これも面倒なので説明は無しです。
こんな条件が非常に厳しい張り方でSWRは落ちていました。
注意していただきたいのは、決して飛びを保証したものでない事。
インターフェアは全く考えていない事です。
それと私が作った給電部であること。
他人が作った物は全く関係ありませんのでご注意ください。
私の測定結果を勝手に流用している輩がいるようですから。
輩は”やから”と呼びます。
私の地方ではさげすんだ方言になっています。
ひとつ問題は解けたような気がします。
以上