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feed 泉ヶ岳 10/16 (2022/10/17 9:02:04)

 

 

 早朝、山支度をして出かけたものの奥羽山系は雲が垂れ込め、予報ほど良くはないようです。大きく崩れることもないだろうと、あまり期待せず登ってみました。約1カ月ぶりの泉ヶ岳。

 

 始発バスに乗り、自然ふれあい館前下車。だいぶ気温が下がり、かつ曇天でもあり、急登の「かもしかコース」で大丈夫かとも思いましたが、それは下山に使うことにして、無難に水神コースを登ることにしました。今日はこのルートでと考えていても、バスの中で考えが変わることがよくあります。同乗の登山者は自分を含めて6人、内数人が水神コースに向かいました。北泉ヶ岳方向への登山口でもあるし、水場と山頂手前に展望の良い「賽の河原」があって、このところ自分もよくこのルートを登ります。

登山口付近

 

 水神を過ぎ、「大岩」あたりから標高1000mを超え、木々が色づいてきました。何年も登っているものの、この山で紅葉を目にしたという記憶はほとんどないです。この時期は別の山に登っていたのかもしれません。いづこの山にも例外なく秋は訪れ、深まりつつ山装う、その空間に分け入り一歩また一歩と歩を進める、今ならではの愉しみではあります。賽の河原まで登ると、ガスが切れて明るくなってきました。約90分で山頂着。西に進んだガレ場の展望地へ。錦に染まりつつある北泉ヶ岳がガスの中から姿を見せてくれました。

水神分岐

賽の河原

山頂

ガレ場付近より北泉ヶ岳

 

 

 いつもの場所にアンテナを設置。FTM10Sとアローライン(145MHz)。7L4WVU局に領布いただいたポケットアンテナアナライザーTE-2101を初めて持参してみました。先日、ベランダにてAA-200と測定比較してみたところ精度的な遜色はないようです。モノポールに取り付けたアローライン、共振点が少し上にあるもののメイン近辺でSWR1.2。地形によっても微妙に変わるので、まあ、こんなところでしょう。重さ90g。操作も簡単で、これならどこにでも持ち歩けます。設計・製作された7L4WVU局およびJE3QDZ局に感謝です。

 

 CQを出したり応答したりしながら約1時間30分の運用、宮城、福島、岩手、山形、長野の18局に交信いただきました。0エリアは他に数局聞こえ、応答しましたが交信にいたりませんでした。長野県は下高井郡野沢温泉村。9月にもこの山頂からつながっている同じ移動局。その際は、具体的な移動地、装備までは確認できなかったのですが、毛無山中腹1446m地点とのこと、3エレ八木を北方向に向けていただいたようです。55-52。前回より信号は安定していると思ったら急にSが下がる、そしてまた浮き上がるという状態で大きめのQSBがみられたものの、こちらの信号は安定して届いているようで、モノポールを調整ながら交信を続けファイナルを送りました。距離258km。

 帰宅後、カシミールで確認してみました。北蔵王の山形神室あたりが壁になるものの、飯豊連峰の南をすり抜け、新潟県内陸部を経て大きな障壁なく毛無山に到達するようです。定点運用を続けていると意外なパスに驚かされることがあります。泉ヶ岳と野沢温泉村の毛無山、きわどいながらも絶妙な位置関係と言えるのかもしれません。

 

 少し撤収に手間取り、帰りのバス時刻まで1時間ちょっと。もう少しゆっくり紅葉の写真でも撮ろうかと思っていたのですが、その余裕はなくなってしまいました。

 

下山路より黒森山を望む

 

 下山はかもしかコース。岡沼、うさぎ平を経て、スキー場をかけるように下り、なんとか間に合いました。

 

 

 

 

 

 


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