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レピーター周波数とレピーターリストに質問があります (2022/10/25 19:01:35)
今回の記事は、読者の方からとどいたメールにお答えしていきます。
編集部としても、今後どうしようかと検討している問題なので、多くの方のご意見もいただければと思います。
質問その1 レピー-ター周波数表記が違う
●レピーターの周波数一覧にあるアップリンク周波数、L16とL17がL15と同じなんですけど…。
コレはご指摘ありがとうございます!
早速修正しました。
ご指摘頂けるまで気がつきませんでした。
今後も細かいところでも、遠慮無くツッコミを入れて頂けるありがたいです。
ローカルレピーターとは?
●レピーターリストにある「ローカルレピーター」について、どのように解釈していいのか分からない。
CQを出さない方がいいとか? エリアが狭いとか?
「ローカルレピーター」の表記には、いまだ編集部としても、その表現方法には悩ましく感じています。
一時期は「ローカルレピーター」の表記を廃止しようと考えていた時期もありますが、レピーターの開局情報を頂くときに、レピーターの説明で「ローカルレピーター」と表現されている場合もあり、リストには「ローカルレピーター」という表現があります。
「ローカルレピーター」の意味合いとしては「サービスエリアが狭いレピーター」という意味で表記をしています。
趣味の交信用に設置されている特小レピーターでの「CQ」による呼び出しを制限している意味ではありません。
編集部としては、レピーターリストに公開されている特小レピーターで、CQ呼び出しを制限しているレピーターは存在しないと考えています。
当編集部の特小レピーターに関する考え方
特小レピーターというと、どうしても「サービスエリアが広いレピーターがエラい」という風潮があります。
確かに、サービスエリアの広いレピーターの設置には、設置者の方のご苦労もあり、ユーザーとしては大変ありがたい存在です。
多くの仲間との交信する機会を与えてくれる存在なだけに「山岳系」と呼ばれているレピーターの存在と設置者には、それなりのリスペクトが成されて当然だと思います。
「山岳系」レピーターの対極にある存在が「ローカルレピーター」です。
ローカルレピーターは山岳系のレピーターとは異なり、都市型のレピーターであることが特徴です。
都市部の民家や、高層ビルなどに設置されていることも多いため、山岳系の広域レピーターと比べると、サービスエリアも狭くなってしまいます。
しかし、サービスアリアが狭いからと言って、レピーターの存在価値が低いと言うことはありません。
ローカルレピーターは、都市部にあるという「利点」があり、その地域の特小ユーザーのメインチャンネル的存在になっていたり、地元の方とQSO出来る可能性が高いレピーターでもあるのです。
山岳系のレピーターも便利大切な存在ですが、ロー-カルレピーターも同様の存在価値があります。
優等生的な答えではなく、絶対的なユーザー数自体が少ない特小というジャンルを楽しむ仲間と、より多くの交信機会を与えてくれる特小レピーターに、サービスエリアの広さによって存在価値の上下はないと言うことです。