無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
MODEL 1200FXローテーターその24 (2022/10/26 2:30:39)
エモトの1200FXローテーター側のESP32DevKitCとのUDP通信で角度のアスキーデータを送信するUDP TCP
Serverで、目的のスマフォからの角度設定が出来るようになりましたが、設定したキーの固定角度のみでした。任意に角度を設定出来るアプリがないかと少し探してみた所、ありました。UDP
Monitor なるアプリです。
■スマフォでの最初のUDP通信コントロールアプリ
■UDP
Monitor 任意角度設定送出対応可能なアプリ
■UDP Monitor
操作パネル
ターゲットとなる親のESP32DevKitCで設定したポートとIPをスマフォアプリUDP MonitorのRemote PORTとRemote
IPに設定です。スマフォのローカルIPは自動で設定されます。少し紛らわしいのですが、ローカルポートも同じに設定してます。(別にスマフォ側の受け側のポートということで任意設定可能のようです。サーバー側とは異なって構わないということです。)
■任意角度の設定入力箇所 下側のMessageに送出角度のコマンド仕様設定値を手入力で対応します。
■Message入力時のスマフォ
■Message欄への入力例(角度123°を設定)
コマンド ”M123”
を入力後右の▷をタッチしてESP32へUDPデータ送信です。
このアプリはWebのQRZ.COMなどでの局検索での角度情報やハムログでアマチュア無線局のコール登録者検索時に表示される角度を入力すると、そのアマチュア無線局の方位へピンポイントでローテーター(1200FX)が回転して合わせてくれるというわけです。前のアプリの固定設定の角度以外の角度を任意に設定し、UDPデータ化して送信することが出来るということです。
(勿論、利用するWiFiのネットワークは利用可能なネットワークでESP32側もスマフォ側も同じ設定に予め設定しておきます。)
方位角度設定が自由になったのでローテーターコントロール用として、ある程度の利用価値があるアプリかと思います。
ただし、アプリの機能では角度を設定送付するだけなので、少し物足りないです。この点は、アプリにない機能として、クライアント側での設定角度のUDPデータ送出後に親側のESP32から現在の角度情報をUDPデータで常時送出し、クライアント側でこれをUDP受信し設定するまでの角度情報が逐次受取表示出来る様な双方向のUDP通信が必要かと思います。検討し双方向UDP通信で出来る様にしたいと思います。ない機能は考えて製作するしかありません。これが出来ると、基本機能が充実した事になり、一段と利用価値が上がると思っています。
つづく?
execution time : 0.018 sec