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【会場リポート】<東海大学の建学80年を記念して企画>東海大学アマチュア無線クラブ(JA1YHA)が臨時体験局「8J1YAS」を開設して初運用 (2022/10/28 12:05:57)
東海大学アマチュア無線クラブ(JA1YHA)は、建学80年を迎えた東海大学の記念イベントの一環として、アマチュア無線技士の資格を持たない人たちに、アマチュア無線によるコミュニケーションの楽しさを体験してもらう臨時体験局「8J1YAS」を2022年10月に開設、同大学の湘南キャンパス(神奈川県平塚市)で3年ぶりに開催された「TOKAIグローカルフェスタ2022」会場において10月22日(土)に初運用を行った。そのときの様子が関係者から届いたので紹介しよう。
※臨時体験局とは、ワイヤレスIoT人材育成を目的に2020年4月に電波法の省令改正・告示等が行われ ( 2020年4月21日記事 )
、有資格者の指揮下で、アマチュア無線技士の資格を持たない人たちがアマチュア無線の体験交信を行うことができる制度のこと。
今年、東海大学は建学80年を迎えるにあたり、東海大学アマチュア無線クラブ(JA1YHA)でも“何かイベントをやろう!”と話しが盛り上がり、近隣の子供たちに無線技術に関する理解ならびに体験を通じて科学技術に興味を持ってもらうこと、また本学卒業生、教職員など暫くアマチュア無線から離れた人たち向けに、アマチュア無線の面白さを思い出してもらう機会を設けるなどを目的に、臨時体験局を開設して運用することになりました。
今回、2022年10月22日(土)に、湘南キャンパス(神奈川県平塚市)で3年ぶりに開催された「TOKAIグローカルフェスタ2022」の会場で、東海大学アマチュア無線クラブ(JA1YHA)が開設した体験臨時局「8J1YAS」の初運用を行ったので、そのときの模様をご紹介します。
「TOKAIグローカルフェスタ」は、子共から大人まで全世代の地域住民の方々との交流を目的に、神奈川県平塚市、秦野市、伊勢原市、足柄上郡中井町と連携して、大学を市民に開放するオープンキャンパス型のイベントです。
当日は、クラブ員4名(大学教員2名、職員1名、学生1名)で対応。体験者の定員は設定せず、さみだれ式にある程度の人数が集まったら、電波の仕組みやアマチュア無線の魅力、資格の取得方法などを説明したあと、簡単に交信方法を伝えてチャレンジしてもらいました。体験者数は合計37名(小学校1年生から大学院生まで)に上り、交信局数も37局でした。
体験者の中には、マイク向けると緊張して何も話せなくなった子供たちや、積極的に質問として、交信相手に無線を始めたきっかけ、無線の難しいところ、楽しいところなどを聞くシーンなどが見られ、交信いただいた方も相手のペースで1つずつ親切に答えていただきました。体験者には、記念として体験臨時局「8J1YAS」のQSLカードと体験証を進呈。大変喜ばれました。
「TOKAIグローカルフェスタ2022」のパンフレットに「アマチュア無線体験」としっかり記載がある。「世界の人たちと話ができるアマチュア無線を実際に体験してみよう! 小中学生は免許がなくても体験できます」との説明書きが…(赤枠はhamlife.jpで記載)
体験臨時局「8J1YAS」の開設期間は2022年10月から1年間。今後は大学行事および近隣の公民館を借用して、アマチュア無線体験会を実施する予定です。
次回は11月3日(木・祝)に開催される東海大学湘南キャンパス学園祭「建学祭」でのOBによる体験運用や、2023年3月18日(土)に公民館を借用し、近隣の小中高生向けに体験臨時局の運用などを計画しています。
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●関連リンク:
・一日限りの大学開放イベント「TOKAIグローカルフェスタ2022」を開催(東海大学)
・TOKAIグローカルフェスタ2022パンフレット(PDF形式)
・東海大学湘南キャンパス学園祭「建学祭」公式WEBサイト