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泉ヶ岳 11/6 (2022/11/7 10:29:49)
早朝、気象庁のライブカメラ(火山監視)を見ると、蔵王、栗駒山など奥羽山系は雪雲の中。一方、太平洋側は広く晴れの予報、ということで今回もトレーニングを兼ね泉ヶ岳に向かいました。
バス延長運行が終わり、終点の自然ふれあい館前で降車、水神コース登山口へ。もう紅葉は終わりかと予想していましたが、そこそこに残っていました。多くの樹木が葉を落とし、冬枯れが近づく森に残るわずかな紅葉。写真を撮りながらゆっくり登りました。
水神付近
山頂下の賽の河原から眺望が開け、下方に黒鼻山の平らな山容。蔵王熊野岳あたりは雲の中、それ以外、大東岳、面白山、後白髭山、船形山など奥羽山系が一望でした。数日前に降雪をみたとの情報があって白くなった峰々を期待したのですが、解けてしまったようです。90分ほどで山頂着。いつもの運用場所へ。
賽の河原
大東岳 南面白山 面白山方面
山頂
今回もFTM-10Sとアローライン、いつもの装備です(145MHz)。アナライザーで測定したところエレメントに容量冠を付けても外してもなぜかほとんど変化なく、いずれも共振点高め。容量冠は付けずノーマルな状態で使いました。地面の状態とか地形などがけっこう影響するのかもしれません。容量冠、動作よくわからず検討の余地あり。
宮城県内のほか山形、福島、新潟各局に交信いただきました。0エリアは新潟県村上市固定局と51-52。かなり弱く届いていたようで、ダメもとで呼んでいただいたそうです。145MHzで仙台とつながったのは初めてとのことでした。距離約110km。この山頂と新潟県北部とはほとんど交信実績はありません。朝日連峰がまともに壁になるようです。南は福島県檜枝岐村の燧ヶ岳移動局。山頂手前の標高2200m地点とのこと。59-55。燧ヶ岳は東北以北の最高峰ではあるものの奥まっており、この山頂ではたぶん初QSO。良好な信号で不安なく交信を続けることができました。寒い中、登山中にもかかわらず応答いただきthx。距離205km。他にも阿武隈山地の鎌倉岳、片曽根山(福島県田村市)など山岳移動局と交信。約1時間の運用、10局にお相手いただき終了としました。
山頂付近の気温5~6度。微風とはいえ西風が冷たく、冬はもう間近、そんな感じでした。蔵王エコーラインも冬季閉鎖とのこと。そろそろ里山歩きに移行しようかと考えています。