無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
ICB-680 音が出ない 変調が乗らない (2022/11/21 22:20:07)
ICB-680 音が出ない、変調が乗らないとのことです。
状態が良くキレイな無線機です。
パターン、ハンダ不良を点検、あやしい場所は再ハンダしました。
DCジャックを逆接続してしまい、音が出なくなり、変調も乗らなくなったとのことです。
SONYのDCジャックはプラスマイナスの極性が逆になっているため、極性を間違えると壊れてしまいます。
ICB-680には逆接続の保護回路がありません。
オーディオICが破損していたため交換しました。
音声、変調OKです。
DCジャック逆接続の対策をしました。
保護ダイオードにて、もう壊れません。
金属製モールドの水晶発振子に交換しました。
電解コンデンサーをオール交換しました。
8チャンネルの発振が停止してしまいます。
チャンネルスイッチの不良です。
分解。
接点を洗浄しました。
接点を研磨しました。
接点保護剤を塗布しました。
防錆と潤滑がこれ一本でOKです。
組み立て。
8チャンネルの発振OKです。
PTTスイッチにガリがあります。
洗浄。
接点研磨。
保護剤塗布しました。
組み立て。
PTTのガリOKです。
交換部品です。
測定と調整。
周波数 27,144Mhz
出力 0,5W
スプリアス良好。
受信感度を最大に調整。
受信感度。
ー119,0dBm
アンテナローディングコイルを最大に調整。
キレイな無線機ですので、壊れたときはガッカリしたことと思います。
ICB-680性能は申し分ない無線機ですね。
execution time : 0.016 sec