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feed IC-706 液晶修理 (2022/12/10 11:34:52)
IC-706(無印)液晶修理のためお預かりしました。


IMGP8894

液晶ビネガーシンドロームです。


IMGP8895

液晶ユニット取り外しました。


IMGP8911

偏光板の接着に使われている酢酸が劣化している状態です。

お酢(ビネガー)臭いのが特徴でカチカチに固まっています。

IMGP8912

ティッシュペーパーに溶剤を染み込ませて貼り付けておきます。


IMGP8913

固まった酢酸をかき落とすのが、なかなか大変な作業です。

ティッシュペーパーを貼り付けての繰り返しです。

IMGP8914

液晶がキレイになりました。


IMGP8915

交換用の偏光板です。


IMGP8916

偏光板を通すと見えるようになります。


IMGP8917

回転させると反転します。


IMGP8918

偏光板を取付けました。


IMGP8919

液晶修理OKです。


IMGP8922

フロントパネルをロックする爪のバネが無くなっています。

パネルが外れやすいです。

IMGP8920

手持ちのあったバネを付けました。

爪が効くようになりました。

IMGP8921

送信パワーが低下しています。

IC-706(無印)の定番不具合です。

電源コネクターが部品に緩衝してしまいます。

IMGP8896

コネクターの下にある部品が壊れてしまいます。


IMGP8897

部品がコネクターに押されて基板から離れています。


IMGP8899

コイルが破損して端子が剥がれています。

導通はありません。

IMGP8901

ピンセットの先と比較して小さい部品です。


IMGP8902

手持ちのあったコイルに交換しました。


IMGP8903

緩衝しないようにコネクターをカットしました。

パワー復活OKです。

IMGP8904

バンド拡張の改造がされています。

配線が延長され、基板の状態も危ないです。

IMGP8905

別に取付けたダイオードです。


IMGP8906

基板洗浄し、再構築しました。


IMGP8907

50Mhzの100W化です。

抵抗を対応用のものに交換しました。

IMGP8908

ダイオードカットしました。


IMGP8909

50Mhz 100W化OKです。


IMGP8910

変調強化改造をしました。

基板を裏返し。

IMGP8929

IC22 ピン21番 入力抵抗を交換しました。


IMGP8931

測定と調整。

周波数調整。

IMGP8925

スプリアス良好。


IMGP8924

出力 145Mhz 10W

HF 100W

IMGP8923

受信感度。

145Mhz ー122,0dBm (SINAD)

IMGP8926

受信感度スペックシール添付しました。


IMGP8928

コンパクトでオールモード、AMでの運用が楽しみな無線機です。


IMGP8927

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