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<2023年1月1日から3年間の交信が有効>ACC1エリア支部、新アワード「山よりも高く(略称「電波塔アワード」)」を2023年7月1日から発行 (2022/12/27 12:05:08)
アワードに関する調査研究とアワードに興味を持つすべてのハム、SWLとの交流を目的に集うグループ「The International Award Chasers Club(ACC)」のACC1エリア支部が、来年(2023年)は、1953年2月にNHK(JOAK-TV)が開局してから70周年を迎えることから、「アマチュア無線家の羨望の的であるテレビの電波塔にちなむアワードを企画しました。各局のご参加をお待ちしています」として、2023年1月1日から2025年12月31日までの3年間の交信を対象にした新アワード「山よりも高く(略称「電波塔アワード」)」を発行し、受け付けを2023年7月1日から3年間行う。本アワードのクラスは全部で5つあり、アワードデザインは各クラスで異なる。申請料はアワードの枚数ごとに500円。ただし、電子メールで申請を行いアワードをPDF形式で受け取る場合は無料となる。
JACC1エリア支部が発行する新アワード「山よりも高く(略称「電波塔アワード」)」」の規約を一部抜粋して紹介しよう。
1.ルールのあらまし
(1)現存するデジタルテレビ局の電波塔の所在する市区町村で運用する局(固定局、移動局、社団局、記念局等アマチュア局であればいずれも可)と交信(SWLの場合は受信)します。
(2)すべての電波塔が対象となる訳ではありません。対象となる電波塔はACC1エリア支部が各都道府県のバランスを考慮して独断で選定しました。
(3)交信は通常の交信でかまいません。コンテストやロールコール中の交信も有効です。
(4)同一市区町村に複数のアワード対象地がある場合には、1局との交信でそのすべての対象地と交信したものとみなします。ただし、パーフェクト賞の場合は同一市区町村内の全ての対象地との交信を必要とします。
※例えば、同一市区町村内に3か所の対象地があれば、3回の交信が必要。
(5)QSLカードの取得は不要です。交信のみで成立します。ただし、同一局と同一市区町村との交信は月1回までです。
※同一局でも運用した市区町村が異なれば、日に2回以上でも可。
※なお、対象地または交信内容に疑問がある場合は、ログやQSLカードの提出を求めることがあります。
(6)本アワードの「対象市区町村」内であれば、運用場所を問いません。他のアワードの対象地と合わせてサービスすることもかまいません。
(7)ACCの開設するクラブ局(JN1YMP、JN1ZGI、JI2YZV、JE4YOL)は、各申請クラスの10%まで未交信の対象地に代用することができます。ただし、代用は1回の交信につき1か所です。
※1回の交信で複数の対象地を代用することはできません。例えばJN1YMP、JN1ZGIとそれぞれ2回ずつ交信すれば、計4か所を代用することができます。
(8)申請者の移動は自由です。また、運用者が同一人物であれば異なるコールサイン(国内に限る)でも有効とします。
なお、自局が対象地の市区町村で移動運用した場合は、その対象地と交信したものとみなします。(上限なし)
ただし、その場合HF帯は20局、V/UHF帯の場合は10局、MF・SHF帯は5局以上の交信が必要です。
(9)このアワードに必要なACCメンバーとの交信は、バンド・モードおよび運用地を問いません。また、交信したアワード対象地との交信にACCメンバーを含む場合は、その交信をACCメンバーの数にもカウントできます。
(10)特記は、バンド、モード以外に申請者の希望するものを特記します。
※バンド・モードのほかに、例えばAJD、WAJA、1DAY、QRP、自局QRVなど。
(11)交信有効年月日は2023年1月1日から2025年12月31日までとします。アワードの発行は2023年7月1日以降とし、申請は2026年6月30日までとします。
(12)交信相手にこのアワードの対象地であることをアナウンスする場合は、PHONEの場合は「電波塔○○番」、CWまたはデジタルモードの場合は「TW-○○」とアナウンスしてください。
※アナウンスを強制するものではありません。また、アワードの条件となるものではありません。
(13)このアワードの開始以降、市区町村の合併があった場合には、交信時の市区町村によります。
(14)このアワードはSWLの方にも発行します。
2.アワードのクラス
★アワードのデザインはクラスごとに異なり、計5種類★
※リスト上の対象地から、クラスごとに定められた対象数、およびACCメンバーと交信する。
クラス 100:100か所の対象地との交信+異なるACCメンバーとの交信5局
クラス 300:300か所の対象地との交信+異なるACCメンバーとの交信10局
クラス 500:500か所の対象地との交信+異なるACCメンバーとの交信15局
クラス 700:700か所の対象地との交信+異なるACCメンバーとの交信20局
クラス パーフェクト:すべての対象地との異なる交信+異なるACCメンバーとの交信30局
注1:対象地と交信およびACCメンバーとの交信は、各クラスで重複して使用することができます。(例えば、クラス500の申請の際にクラス100およびクラス300を合わせて申請すれば計3枚のアワードが発行されます。この場合、QSOリストはクラス500の分のみで、ほかは申請書のみでかまいません。なお、PDF発行以外の場合はアワードの枚数分の申請料が必要で、例の場合500円×3=1,500円が必要です)
注2:ACCメンバーとの交信については、その運用地を問いません(「対象地」からの運用でない固定局、移動局も可)。ただし、ACCメンバーは、すべて異なる局である必要があります。また、対象地との交信にACCメンバーを含む場合は、その交信をACCメンバーの数にカウントできます。
申請料:
500円。定額小為替またはアワードマネージャーの郵便振替口座に振込してください。
ただし、電子メールで申請しアワードをPDFで送付する場合は、申請料は無料です。
詳しくは記事下の「関連リンク」から最新情報を確認してほしい。
●関連リンク:
・アワード「山よりも高く(略称「電波塔アワード」)規約
・The International Award Chasers Club(ACC)
・JOAKなどコールサインについて知りたい(NHKよくある質問集)