無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
<FT8/FT4モードの交信もOK>「2023 ARRL RTTY Roundup」日本時間1月8日(日)3時から30時間(24時間以上の運用は不可)にわたり開催 (2023/1/5 15:30:50)
日本時間で2023年1月8日(日)午前3時から1月9日(月・祝)午前8時59分までの30時間にわたり、80/40/20/15/10mバンドで、ARRL主催のコンテスト「2023 ARRL RTTY Roundup」が開催される。本コンテストは、デジタル文字通信モードの「FT8」や「FT4」なども許可されている。なおシングルオペで参加する局は、コンテスト開催中に6時間の休憩タイムを取る必要があるため、24時間以上の参加はできない(1回の休憩タイムは30分以上、2回以内に分けて取る)。マルチオペでの参加は30時間フル参加が可能だ。
コンテストのナンバー交換はW/VE局(アラスカ、ハワイ局は除く)が「RST符号による相手局のシグナルレポート」+「州名/Province名」、そのほかの局(DX局)は「RST符号による相手局のシグナルレポート」+「001形式」となる。すべて交信は1ポイントとなり、バンドが異なれば同一局OK。JA局-JA局も1ポイントとなる。
交信モードはBaudot RTTY、PSK、FT8/FT4、ASCII、AMTOR、パケット(有人操作のみ)。「FCC(米国連邦通信委員会)パート97規則3(c)(2)『データ』として定義されている任意のモード」で、コンテスト中に6時間以上の休憩を2回以内に分けて取ること(すなわち、運用は最大でも24時間以内となる)、送信出力が「HP:1.5kW(または許可された最大出力)」「LP:100W以下」「QRP:5W以下」の3つのパワー区分で分かれるなどのルールが設けられている。
※FCCパート97規則3(c)(2)「データ」(i)指定子を持つテレメトリ、テレコマンド、およびコンピューター通信の排出A、C、D、F、G、H、J、またはRを最初の記号、1を2番目の記号、Dを3番目の記号とします。(ii)エミッションJ2D; (iii)占有帯域幅が500 HzのエミッションA1C、F1C、F2C、J2C、およびJ3C、30MHz未満のアマチュア無線周波数で送信する場合はそれ以下。タイプのデジタルコードのみこの部分で特別に許可されたものが送信される場合がある。
※DX局は、カリブ海や太平洋のアメリカ統治地域(PAC)、KP4(PR)、KV4(VI)なども得点/マルチになる。詳しくは主催者Webサイトで確認のこと。
なお、ログ提出は日本時間2023年1月16日(月)8時59分まで(コンテスト終了から7日以内)となっている。
●関連リンク:
・RTTY Roundup Contest規約
・RTTY Roundup Contest規約(PDF形式)
・FCC(米国連邦通信委員会)パート97規則/PART 97-Amateur Radio
Service Rules(PDF形式)
・ARRL RTTY
RoundupでのFT8(QST誌2019年1月号/PDF形式)
・ARRL主催コンテスト一般規約(ARRL Webサイト 日本語/PDF形式)