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feed <対前月比で減少数が3か月連続して悪化>総務省が2022年11月末のアマチュア局数を公表、前月より960局少ない37万3,220局 (2023/1/5 18:00:33)

2023年1月5日、総務省は2022年11月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2022年11月末のデータから1か月間で960局減少し、373,220局となった。コロナ禍の影響でお家時間が増えたことなどもあり、緩やかだったアマチュア局の減少スピードだが再び悪化。対前月比で見ると3か月連続で減少数が上昇している。▲1,000局/月に迫る勢いだ。

 

 

対前月比でのアマチュア局の減少数推移を見ると、今回公表された11月末のデータは対前月比で▲960局。3か月連続で減少数が前の月より悪化していることがわかるだろう

2012年以前は1か月間に1,000局から2,000局単位でアマチュア局が減少。しかし、コロナ禍の影響で生活スタイルが大きく変化。お家時間が増えた影響で、アマチュア局の新規開局やカムバックハムの増加などが功を奏して減少スピードの鈍化傾向が見られたが、再び悪化の傾向が見られるようになった

 

 

 アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年4月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万6,389局から80か月間で63,169局減少した。

 

 

●2022年11月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳

 

・1エリア(関東管内): 110,070局(110,072局)

・2エリア(東海管内): 47,737局(47,921局)

・3エリア(近畿管内): 45,267局(45,426局)

・4アリア(中国管内): 22,460局(22,546局)

・5エリア(四国管内): 17,265局(17,376局)

・6エリア(九州管内): 31,079局(31,177局)

・7エリア(東北管内): 38,974局(39,113局)

・8エリア(北海道管内):34,026局(34,138局)

・9エリア(北陸管内): 8,986局(8,993局)

・0エリア(信越管内): 15,189局(15,249局)

・6エリア(沖縄管内):  2,167局(2,169局)

 

※カッコ内の数字は2022年10月末の局数を表す

 

 

アマチュア局登録の多いエリア順に並べると、1エリア(関東管内)は11万局以上の登録があるが、2番目は2エリア(東海管内)で3位が3エリア(近畿管内)、そして4位には7エリア(東北管内)、5位は8エリア(北海道管内)、6位は6エリア(九州管内)と続く

 

 

 

 パーソナル無線局は、沖縄総合通信事務所管内が2020年7月末のデータから0局、北陸総合通信局管内が2020年12月末のデータから0局、四国総合通信局管内が2021年6月末のデータから0局、近畿総合通信局管内が2021年7月末のデータから0局、中国総合通信局管内と北海道総合通信局が2021年8月末のデータから0局、九州総合通信局管内、東北総合通信局管内、信越総合通信局管内が2021年10月末のデータから0局となり、それぞれの管内からパーソナル無線局は消滅。

 

 さらに、2021年11月末の時点では関東総合通信局管内と東海総合通信局管内の各1局が残っていたが、今回のデータでは0局になっている。最後の1局(関東管内)の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったので、12月20日をもって「パーソナル無線」は完全に消滅しまっている。

 

 

●関連リンク:
・無線局統計情報(総務省)
・残数6:パーソナル無線(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・Internet Explorer上でExcelファイルを開いた場合に発生する事象について(総務省)

 

 

 


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